2011/07/09

圧倒的過剰品質

いまはどの経済誌見ても環境環境って
つまるところ環境をビジネスのネタにして
いろんなもん作ってるんだけど
日本はハイブリッドカーを除き
飛び抜けた技術を持ってなくて
横並びの状態が続いている

つまるところハイブリッドカーだけは
世界にライバルがいなくて
ほぼ独占状態が続いてる

これをブルー・オーシャン戦略というのだけど
よくよく振り返ってみると日本には
大昔からのブルー・オーシャン戦略車があって
それは何かというと「スーパー・カブ」だと思う

売った台数(6千万台!)
売ってる世界の地域
モデルチェンジしてない年数(50年!)
どれをとっても世界一だと思う

人気の一つは「圧倒的過剰品質」だと思う
だってインドとか行くとこれに4人も5人も乗ってんじゃん笑
一家全員
そんな乗り方しても走っちゃうってのがすごい
普通なら「定員は2名でそんな乗り方に対応しません」て
普通の世界のメーカならさじ投げるとこじゃん
それをホンダは対応しちゃうんだよね
ウインカースイッチが右にあるのも
「そば屋の出前持ちが片手にそば持っても運転できるように」
てんだから普通のメーカだったら
「そんな片手運転なんか推奨しません」で終わりだよな
それを50ccという格安の車両でやってのけた
世界のライバルはついに現れなかった

日本のライバルはいるけどね
ヤマハのメイトとか、スズキのバーディとか
私が学生時代4年間出前持ちのバイトで乗ってたのはメイト
でもここもホンダが圧倒的勝利した
その勝因は「4スト」にあると思う
ライバルはそう、みな2ストだったのです

昔の小排気量車は簡易な2ストが主流で
メイトもバーディも2ストだったのだが
ホンダだけは昔から4スト
このおかげでリッター100km以上(定時速)という
超低燃費を手に入れ、耐久性にも優れ
ホンダの4スト戦略が功を奏した数少ない成功例かも

世界GP500の4ストNR500は辛酸を舐めたし
市販250ccクラスでRZやガンマに対抗して
4ストのVT250で頑張ってたホンダも
最終的には根負けして2ストのNS250シリーズに
移っていくのだけど
カブだけは4ストで勝利した

これと同様に世界で強みを発揮するのが
もしかするとこれからは日本の「軽自動車」かもしれない
この特異な、カテゴライズされた世界の中で
ガラパゴス動植物のように独自に進化した日本の軽自動車は
世界に同規格のライバルがいない
冒頭の環境ビジネスに群がる人達にとっては
実はおいしいネタとも言える

特に軽自動車のサイズ、排気量の中で
AZ-1とかカプチーノとかビートとかコペンのような
スポーツカーは世界に皆無と言っていい
ガルウイングで開く660ccの車だぜ笑
これらをリバイバルすればもしかすると今の時代
大いにブルー・オーシャン戦略になるかもしれない

昔は日本の中でこれらの車で競い合ってたけどね
日本人同士、薩長時代の戊辰戦争のように
でも今は手を組んで世界に討って出ていく時ではなかろうか

ここでもスポーツカー面において
圧倒的過剰品質を身に付ければ
世界はついてこれまい

ホット・エンジンはそうだな
軽自動車の660cc以内に合わせるなら
手っ取り早く
GSXR600のエンジン積んでもいいよ笑
たかがバイクの600ccのエンジンだけど
馬力にしてみりゃ120PS位出てるわけだし
十分自動車も動かせる

バイクだと最高速250~260km/h出せるわけだし↓
車に積んでも必要にして十分
かつ車で15,000rpmの官能を味わえる

お、軽トラにGSXR600積んだ映像も↓
バックできねえんだ爆笑 バイクのエンジンだから

やっぱりこういうスポーツカーやスポーツバイク見て
かっこいいと思う世代↓
研ぎ澄まされた戦闘力
ここの映像の次のGSXR600ターボの映像もすごいな・・
ターボまで付けたら軽自動車でニュル8分切りいくか?

ここの一歩ひいでた分野のコラボで
日本の車を盛り上げるしかない?

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