2011/07/08

スリル満点

生肉ユッケが
死亡事故の影響で今後販売禁止になるかもと
TVやニュースでやってる

個人的には生肉など絶対食わないので
失礼な言い方すると
どうなろうが知ったこっちゃない、となるのだが
愛好家にとっては切実な問題らしい

これ見て、車のスポーツカーに似てるな、と思った
スポーツカーも別に乗らなくたって生きていけるのに
あえて危険を冒してスリルを楽しむ運転をする
だからと言ってスポーツカーを禁止されてしまうと
個人的には切実な問題となる

まあユッケはスリル自体を楽しんでるわけじゃないけど
危険を冒す点では一緒だ

人間はどうもスリルを楽しむ生き物らしい
ジェットコースターにあれだけの人が乗るのはその表れだし
(個人的には絶対乗らないが笑)
スリル満点のターミネーター2を観たくなるのも同じ理由だと思う

パチンコなどの事実上のギャンブルも
本質的にはスリルを楽しんでるんだと思う
身銭を賭けて、それがパーになるかどうか
危険を冒して刺激を楽しんでいる

背徳の恋もそうかな

話を戻してユッケ問題もそうだけど
こういったものが存続するには
内輪だけで盛り上がっても効果低いんだろうね
ユッケに関係ない人にも
ユッケの存在意義を知らしめて、納得してもらい
多数の同意を得て存続にこぎつける

スポーツカーも誤解を解くために言うと
無策に死亡事故が増えてる訳ではない
衝突安全ボディの開発やVSC等の電子制御技術で
着実に死亡確率は減ってる

F1がいい例だ
なんとウィキにも情報があるが↓
速度やLAPタイムはどんどん速くなっても
安全構造と安全運営によって死亡者は年々減り
ドライバーに限って言えば
1994年のMr.アイルトン・セナの事故以来17年間
死亡事故は発生していない

グラフにするとこんな感じ↓

日本の公道に限って言うと
スポーツカーほど
フィールド(交通法規)と、車の性能が
アンマッチなものはないと思っている

どんなものにも存分に活躍するフィールドが存在するが
スケートならスケートリンク
水泳ならプール
ゴルフならゴルフ場と

一般の車はともかく、最新鋭のスポーツカーが
高速道路で制限速度100km/hというのは
はっきり言って鷹を鳩舎に詰め込むようなものだと思う

まあ遅い車やトラックが混在してるから危ない面はあるが
もしそれを抜きにして、車の性能的に
100km/h以上出すなど危ないと言ってる識者がいるとしたら
その方はファミリーカーしか運転したことのない
100km/hを出す設計しかされてない車を基準とした
了見の狭い人の判断の見誤りだと思う
一度本当に300km/hでも優に対応できる
本物のスポーツカーに乗ってみるといい
それで100km/h走行を体験してみると

よって以前も書いた
スポーツカーの本来の性能を生かし
経済活性につなげるのなら
それ専用のフィールドの用意が最適解かも

そこは走行を楽しむ人の集まり限定にして
一般の移動目的の自動車と分離した有料フィールドとし
もし何かあっても加害者と被害者の関係にならないように
そこにいる人は全て自己責任で済むような環境を用意すれば
スポーツカーの生き生きとした姿が目に映ってくる
スポーツカーのイノベーションが意味を成す時がやって来る

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