2024/11/26

カワサキZ-H2のスイングアーム剛性、Ninja H2のエアフィルター効率化の重要性について。

 火曜朝は4.8度!


もう冬スタート!

だって日の出間近だし!

もう冬の空だなあ

着いたよ

NCYのフロントフォークは今んとこ調子いい

もうマフラーの輻射熱も無くなった

サスも熱は平気だね

帰りは雨降ってくるよ

最後泉区でちょっと降ってきた!
冬の雨はやめて^^;)

さて私以前Z-H2試乗した時

私のNinja H2の片持ちスイングアームに比べ
Z-H2の両持ちスイングアームは

「フル加速の時に、ヨレる」とインプレしたけど

おととい超MAX SPEED走行会で
トリックスター代表の鶴田さんが

開発車両のZ-H2をガンガンフル加速ウイリーしてたけど笑
平気で乗ってるんだよ

あれ?私のインプレ間違ってたかな?と思ったんだけど^^;)
いや、分かった

このスイングアーム、いま流行りの「横剛性を抜いたやつ」だろ

縦剛性はともかく、横剛性は抜いて
フルバンクコーナリング時にスイングアームがしなる

motoGP機と同じ

薄いやつ笑

中須賀選手の

全日本機と同じ

極薄で横剛性抜くやつ笑

今となっては

このZ-H2の

穴の開いたスイングアームって

ドカティ新型パニガーレV2 2025の

穴だらけスイングアームと一緒じゃん!

Z-H2もこんなに穴だらけ!
(あんたよく写真持ってるね笑)
だから縦は平気なんだけど

横は少しヨレる感触あるかもしれないぜと
私のインプレも間違ってないんだよ笑
フル加速でチェーン引っ張った時とかね
そういうことにしておこう^^;)

コーナリング特性はいいかもしれないね、Z-H2
寝た時適度にしなってサスペンションの役目をしてくれる


さて昨日はNinja H2の


極薄Sprintエアフィルターで
最高速+5km/h伸びた!と書いたけど
https://blueskyfuji.blogspot.com/2024/11/8max-speedninja-h26.html

Ninja H2は過給機車にも関わらず

エアフィルター面積が小さいんだよ

ここに一極集中ですごい量の風が通る

だからエアフィルターの効率化は大事なんだね
スケスケで向こうが見えます笑

ちなみにNinja H2は
ラムエアダクトの

終端(インペラー側)にエアフィルターがあって
大きさ的にも効率悪そうだが

Z-H2は、エアダクトの入り口側の太いとこに

エアフィルターがあるので
割と効率良さそうだ

Z-H2は流速命でダクト終端を細くしてるので
こっち側にエアフィルターは付けられなかったんだろう

これが保安部品の付いてないNinja H2Rだと

フロントに広大なエアフィルターがあって
吸気口もダブルであるので
すごく吸気効率がいいんだね

Ninja H2はエアフィルターを外すと

小さなインペラーが1個あって(直径69mm)
ここに4気筒分の空気が全部通るわけだから笑
すごい流速になるはず

Ninja H2の4連スロットルって

2017年の東京モーターショーで

展示してたけど
(ほんっと写真持ってるね笑)

スロットル径がでかいんだよ

1個50mm径

GSX-R1000のスロットル径がおそらく40mm径位だから

Ninja H2の空気量はすごいの

この4つ分を、さっきのインペラー1個に通るわけだから笑
そこの空気の通りやすさがキモ

あのスケートでね
一般の厚いマスクで滑った時と
スポーツ用の極薄マスクで滑った時の
息苦しさが全然違うから
ああフィルターって大事なんだなと体感で分かるよ笑

川﨑重工業の、Ninja H2詳細技術論文を読むと
vol46no5_journal.pdf

「インペラ入口の吸気流速は100m/s以上」と書いてある
1秒で100mだよ!
カール・ルイス選手より全然速いよ!

これがもし「自然吸気」だった場合
流速を計算してみると
口径:69mm

流量:1000ccの排気量が14000rpm回った場合
   4サイクルは2回転に1回1リットル入る
   よって7000L/min

流速:31.2m/s

と、自然吸気なら最大31.2m/sのところ
Ninja H2の過給は100m/s以上と、3倍以上の速度と量!


そこにこの大きさのフィルターだから笑

ここの効率がいかに大事か、分かるよね
(自然吸気のバイクより、3倍大事笑)


来年10周年のNinja H2、まだまだ探究は続きます!


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