今朝の朝日新聞に低燃費軽自動車の記事が載ってたのだが
ふむふむ最近の流行りだねえと斜め読みしてると
1点に目が留まった
「来年にも売り出す軽のスポーツカーは、
色やデザインを変えられる外付けのパネルで
「着せ替え」ができるようにするという。」
そんなの出すのか!
これか
なんと、20年前のAZ-1の手法が
また陽の目を見ることとなった
この本、20年前(1992年)の本の復刻版ですが
20年前にこんな少量生産の希少な楽しい車があったんだ
その20年前の本の中で
さらに20年前のフロンテクーペと姿が重なる旨の
想いを寄せているのがまた感慨深い
楽しいスポーツカーの周期は20年なのでしょうか!?
昨今は車もモジュラーデザイン花盛りで
正直私は似通った車が多くなり
車趣味の世界もつまんなくなるかなと思っていたが
このAZ-1の本にも載っていたが(前にちょっと書いたな)
AZ-1はアウターパネルをボルトオンする
モジュラー・スポーツカー・コンセプトと説いている
20年前に既にその思想があったのだ
パネルのみならずAZ-1はモジュール構想によって
エンジンはスズキのアルトワークス用を
足廻りはスズキアルトのFF用セクションを
そのまま後ろに逆付けしたという
究極の流用設計だ
つまりモジュール的な設計でも
個性的な車は作れる
いやむしろ流用でコストが浮いた分
個性的なワンオフ設計ができる
しかもAZ-1は少量生産をにらみ
現代のEMSのように、完成車の製造を
初めて外部(クラタ)に生産委託したと書いてある
スポーツカーも20年周期なら
効率化設計も20年周期なのでしょうか!?
奇しくもその20年前、フロンテクーペ(1972年)の時代は
トヨタもカローラ・レビン(TE27)とスプリンター・トレノ(TE27)1972年・を
モジュラー的にほとんど共通の車ながら別ブランドで出すという
スポーツカーの完成車モジュラー手法を展開し始めた年だ
究極のコストダウン
長い時代のうねりの中で、連綿とこれを繰り返していくのでしょうか
20年という周期・・
これがスポーツカーの「バイオリズム」でしょうか
(死語?笑)
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