金曜は勤め先の営業合宿だった
私は会議だけ参加してそそくさと帰宅
雑談の時、前回の合宿の話になったら
真っ先に出てきたのが
会議そのものの話題じゃなくて
「昼食がまずかった」
食い物のうらみは恐ろしい笑
そんなことが第一印象として残るんだ
これと似たようなことが
以前勤め先で大型講演イベントを企画した際
アンケートをしこしこ作って
「以上、セミナーでお気付きの点、ご意見ご要望をお書き下さい」
と聞いたら、書かれたのが
「昼食の弁当がまずい」
それが心に残っちゃうんだ!
それがイベント全体の評価にすらなっちゃうから、恐いよね・・
弁当一つとて、気が抜けない
正直、おごりがあった
無料で弁当出してるんだから、別にどうだっていいだろうと
確かにそれは言いがかりじゃなくて
その年は弁当業者に手抜きをされてひどいものだった
以後開催の時は、崎陽軒の立派な弁当にして
事前の内容(献立)チェックも怠らないようにした
アンケートで書かれることはなくなった
帰り道に、ワイルドグースの二階堂氏が編集した
ヒストリー・オブ・スズキを買いました
お目当てはこれ、スズキのSマーク入り復刻ボルト
おまけに弱い笑
Sマークボルトの歴史だ、へぇ
モノづくり~電子機器の要の一つは
「部品管理」
例えば電子機器は何百という細か~い汎用電子部品の集合体でできてるので
作ってる間にその部品の一つがEOL(エンド・オブ・ライフ)
製造販売中止になる時だってある
そうなったらさあ~大変
小さな部品一つないだけで、電子機器は完成せず出荷できない
後で部品発注してから「もうありません」じゃ製造ラインがとんざしてしまう
いかに部品のEOLを先読みして(カタログ落ちとか)
事前に代替部品を探り当て、設計変更し、部品在庫を用意しておくか?
これはモノづくりの人自身もそう簡単にはできないので
このEOL部品検索専門の業者がいたりする
的確にEOL情報や部品を探してくるんだ、へぇ
モノづくりで部品はけっこう大事なのです
「部品が大事」
これは旧車乗りも経験あるんじゃないかな
部品が欠品すると、乗り続けるのもままなりません
例えばAZ-1(1993年式、20年落ち)の、この窓
飛び石でフロントガラスに亀裂が入ってしまいました・・
あとは氷を割った時のごとくピピピと割れが進行するだけです
車検は通りません(つか危ない)
このフロントガラスが、今ではもう入手困難です
フロントガラスがないと、乗れません
何とか入手して交換したてん末はここ
よかった・・
部品一つの「故障」も気が抜けないのも旧車
例えばこの細~いホース
イスを外して
何をやってるかというと
スペアタイヤも外して・・
やっと出てくるミッドシップエンジンの前側
このタービンを冷やす短いホース
こいつが腐って水漏れただけで
AZ-1の致命傷となるのです!
(AZ-1の持病)
エンジン焼き付かせた人は数知れず
こんな細いホース1本のトラブルで、AZ-1は走れなくなってしまうのです
危機一髪だったてん末はここ
ちなみに上記リヤボンネットご開帳は
プラグコード交換する時に初めて自分で開けました
これもプラグ1本外すの失敗して
エンジンおしゃかにする所だった笑
プラグ1本とて、気が抜けない
とにかく車も、人も、細かいことは気が抜けないのです
昔の人はボルト1本も、大事にしたのでしょう・・
ボルト1本とて、気が抜けません笑
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