2012/05/31

民営化のメリットとリスク

はてさて、以前宅配便のゆうパックについて
これはどうなの?と指摘をしましたが
案の定こういう結果となった↓

昔から民営化されたサービス満点の民間企業達には
かなわなかったのだ
民営化は大事ということが分かった典型的な事例

以前道路という公営のものも、民営化が必要になって
いくのではと、ここここでも述べましたが
まさにそうなりそうな事例が出てきた

民間で鍛え上げなければ、道路も存続できないのでは
という事例ですね

そうなると民間は赤字にならないよう目一杯努力するので
通行料もきっちり高くなるかもしれない
インフラは高コストということをまざまざ実感させられる
かもしれない
別に昔から高コストだったのだが、間接的に税金で払ったり
しているので、今までは気付かなかっただけだ

その他、道路がどんどん民営化されたら
どんなことが起こっていくのだろうね

民営は前述の通りサービスに気を遣うので
とてもきれいな道路になっていくかもしれない
信号や交差点も整備されて、渋滞が減るかもしれない

広告だらけの道になるかもしれない笑

道路沿いの施設、店とのコラボがはじまって
「○○通り沿いの××スーパーで買い物をすれば
 ○○通りの通行料は無料」とかね
道路や店の誘致、人気合戦がはじまる

そういったビジネスを、小売業界のコンビニや
Webショッピングの楽天のように
道路フランチャイズ大手が占めるようになるのかもしれない

いずれにせよ消費者にとってはいいことが多くなるが
反面危険性も秘めている

道路を民営化、所有すると、占有する者が出るかもしれない
誰も通さねえと
通りたいなら高額な通行料を払えと
通行料が釣り上がるかもしれない
特にその道を通らなければどうにもならない所は
その危険性が高い
数の少ない橋とかね

不当に道路転売ビジネスが横行するかもしれない
土地転がしのように

道路所有者が倒産、債権者もグチャグチャになり
道路に手を付けられず放置され、荒廃するかもしれない

民営化と言えど公共物という側面は残して
法整備をきっちりしないと、負の面が大きくなってしまうかも
しれないね

道路の土地面積は、日本の既存の不動産面積に比べても
かなりの面積になると思う
都会の一等地の道路などは屈指の土地資産になる
非常に大きな土地ビジネスの可能性を秘めている反面
日本の動脈を悪い病気に乗っ取られるリスクも同居している

悩ましい、高度なインフラ生活と化した、現代特有の
頭痛の種になるかもしれない
民営化を進めるにあたっては、こういう点を注意すべきかと
あたしゃ楽しくドライブできればどうでもいいです笑

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