運転を楽しむ、趣味の車と言う観点では
電気自動車のテスラもその対象に成り得ることが分かった
もうちょっと進化して実測300~400km走れるようになったり
短時間で充電できるようになれば十分ツーリングに使える
趣味の車としてのポテンシャルを秘めている
この分野のものづくりビジネスに日本は勝てるか? ・・否
今の日本では個人的に難しいと思う
米のテスラ・ロードスターは
今でこそ自社開発もこなしているが
当初は車体もモーターもバッテリーも専用メーカのを買ってきて
組み立てた、パソコンの世界で言う自作PC、BTOモデルだった
もしくはここで言うオープン・モジュラー型デザインの一種なんだと思う
そうやって自動車を今まで作ったことのない半ばシロウトが作り上げた車を
メーカとして認知し世に普及させる大らかな土壌がアメリカにはある
少し大人っぽく書いてあるかな、よく読むと面白い
普及すれば、海外にも販売を広げる機会ができる
ところが日本はその流れが希薄だ
大手自動車メーカ製以外の車は疎外する方向にある
それは日本流ものづくりの性質かもしれないし
国の厳しい車の形式認可がそうさせてるのかもしれない
大手メーカの量産車をマス・マーケット向けに大量に売ることは
日本はたけているかもしれないが
そういう価値で見られれば見られるほど
数も少なく量産効果が見込めない趣味用のスポーツカーなどは
大手メーカ自身も出さないし
小規模なスポーツカーメーカの参入もままならない
ここは個人的には大手メーカは門戸を広げ
小規模で価値のある職人が作り上げた逸品を
自社ブランドとしてOEM採用し、世界に販売すべきだとも思う
日本は職人さんが多くいいものを作ることにはたけてるんだけど
そういう方は営業展開や販路を作るのが苦手
というかそういう職人さんに販売の手間をかけさせるべきでない
そこは大手自動車メーカの販売網、サポート網に乗せてあげれば
いい物は売れていく
メーカもOEMと言えど車が売れてビジネスになるし
価値のある車が自分のブランドで売れてブランド力向上になる
日本にもスポーツカー専業の優秀なカロッツェリアがあって
それを大手メーカが販売をサポートするという形があってもおかしくはない
ベンツのAMGや、BMWのMのように
ということをやっていかないと
テスラみたいないいもの作って、すぐ認可されて、販売力もある会社に
どんどん侵食されて、日本は指をくわえて見ているだけになる
OEMで優秀な工房と組むべきだ
OEMする車はテスラのように丸ごとオリジナルで作る車両でも構わないし
AMGやMのように大手メーカ製の車を飛躍的にレベルアップする
コンプリートカーでも構わない
高度な純正品質で、採用すればその性能から自社ブランドのイメージアップに
つながる工房と組む
例えばスポーツカーならマインズのフルセットアップ車両とか
ジムニーならアピオのコンプリートカーがその候補だ
性能的に世界にも通用するだろう
軽キャンパーなんてのも採用すると面白いかもしれない
例えばこのラクーンとか(動画あって楽しそう)
日本でいまお財布事情に合ってて人気出てるみたいだけど
これきっと欧州持ってっても受けると思う
「何だこの小さなママゴトみたいなキャンピングカーは?」って笑
そもそも660ccのこんな小さな車見たことないから
欧州のダウサイジング排気量精神にも合うし
きちんと日本の大手自動車メーカが世界の販路を使って
紹介してあげれば、そこそこ出るのではないだろうか
というふうにいろんなこと積極的に活動してかないと
のんびりしてたら最近急成長のアジアの国々にまくられる笑
個人的にはメーカも工房も喚起して創出して
マニアックな車いっぱい出してほしいだけ笑
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