2011/09/27

「非日常」と「間口の広さ」

スケートリンクは数も少ないが人気はあって
土日はまともに滑れないほどどこも混雑する
なんでなんの変化もないのにこんなに人気が続くのだろう?
(趣味車の人気の参考になるかも)

人気の秘訣
その1点は「非日常」にあると思う
氷の上を刃付けて滑るなんて普通の生活じゃ考えられない
なので子供をはじめ面白がっていつの時代も皆やってくる

もう1点は「間口の広さ」かな
初心者の子供も楽しめるし
玄人のフィギュアの技ときたら際限なく難しい技が沢山あり
いつまでも挑戦することができる
このようにビギナーからベテランまで楽しめる要素を持っており
顧客層の間口は幅広い

「非日常」と「間口の広さ」
趣味車ではジムニーが持ってるかもしれない
普段の生活とはかけ離れた山奥に行って日常を脱する楽しみがある
このアピオのコマーシャルのように・・↓

ジムニーは小さくて普通に運転もしやすく、オートマもあって敷居低いし
かといって極めようと思えばものすごい高度な走り楽しめるし↓
つまり間口が広い
ここがモデルチェンジ13年もせず売れ続ける理由か?

余談で
ジムニーは泥んこに汚れても何だか勲章みたいでかっこいいし
ぶつけてヘコんでもやっぱり勲章みたいだし
裏を返すと「ズボラでもヘタクソでもOK」という間口の広さもある笑

AZ-1はどうか
こいつの非日常はやっぱりスピードだ
だがスピードはリミッターで制限もされるし
おいそれと街中で出せる時代ではなくなった

間口を見ても、広い・・とは見えないよね
初めての人見たら、絶対身構えるよね
この荷物も積めないミドシップの2シーター
果たしてミドシップ車をうまくコントロールできるのか?てな感じで
どちらかというと間口は狭く
そこに一部のコアなマニアが集まる、といった方が正確だろうか
(それはそれで魅力の一つだけど)
販売台数もそれに準じた少数派となる

ということでオイルの粘度表じゃないけど
私の各クルマ、バイクの難易度の領域(間口の広さ)を
イメージしやすく図に表してみた↓
こんな感じ?

改革なしで人気を長期に渡って持続するには
「非日常」と「間口の広さ」が大事なのかもしれない

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