2011/05/27

究極の無保険車両

車バイクは危ない乗り物
ゆえに保険には十分入ります
自賠責だけでは不十分で
みな自主的に任意保険にも入る
リスク管理の基本的な構図
普通に考えたら当たり前のこと

保険料はシビア
危ない車は高い(車両保険)
年齢によっても事故率が違うので保険料は変動する
その位きっちり計算されるもの
あまりにも盗まれやすい車は(ランクル等)
車両保険入っていたとしても
2回目以降の盗難は支払われなかったりする(約款参照)
保険会社側のリスク回避

今回の震災
個人の家は割高で低保証な地震保険にはあまり入っていなかったが
企業はきっちり地震特約に加入していたらしく
今回の地震津波支払の8割は企業向けとな↓

企業、特に上場企業は割としっかりしてるから
万一のことを想定して手を打っていたということになる

保険会社にしろ大手企業にしろ個人の車にしろ
このようにしっかりリスクマネジメントするのが当たり前なのだが

ここまで引っ張って何が言いたいかと言うと
今回の莫大な損害賠償額となりそうな原発災害だが
これだけ事故率が高く、また巨額な賠償も想定できるのに
保険による支払が一切ない・・つまり保険に入っていなかったのだ
ていうか保険会社があまりにもリスクが高くて保険を受けないんだけど

さしずめこれはギンギンバリバリの
ハイパワーR34GTR改の無保険車のようなものか・・

ある物事について
それが危険かどうか、動向の真相を見たい場合は
その道のプロの動きを見るといいかもしれない

例えば今後紙がなくなっていくのかどうか?を知るには
紙のことを一番よく知っている複合機メーカの動きをみるといいかもね
昨日のブログのリコーを見たらよく分かるし
説得力あるよね

保険会社が受けるものなのかどうか?
受けなかったら大変危ないもの、と思ってよいだろう

ガソリンはいずれ枯渇するのかどうか?
実はいっぱいあるんじゃないの?の疑問については
石油メーカがどういう動きを取ってるか

日石シェルは石油メーカに関わらず
石油のライバルエネルギーとなる太陽電池の開発に没頭している
他の石油会社も水素エネルギーの開発などを手掛けて似たようなもの
つまり石油のプロの彼らは身近だからこそ肌身で感じているのだ
いずれ枯渇する・・と

ではエネルギーのプロの彼らが
なぜ最もエネルギー効率の高い原子力の研究に行かずに?
ちまちま太陽電池の方にいくのだろう
彼らは大型プラントの構築も日々手掛けているわけで
原発のプラント作るのだって不得意ではないはずだ
しかも事故前までは伸び盛り市場だったのに
それでも行かないのはやはり、エネルギー専門家の彼らの目からすると
原子力は危ないのだろう

そんなふうに、個人的に勝手に思う
全然間違ってたらごめんなさい

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