2011/09/06

趣味車への、障壁

今日はちょっと日本の大手自動車メーカに厳しいこと言うと(何様?)

もし少量多品種の趣味車を
9月2日のブログのようにはいかず
大手自動車メーカが自分の手でも作らず
職人工房のようなブランドと組むことも行わない場合
レアな職人工房製の車は、職人工房自身が売らなければならない
しかしそういった職人工房自身が車を興して
登録したケースは過去沢山あるのだろうか? ・・否

個人的に国内で思いつくのは
フレームを一から興して販売したのは
光岡のゼロワン(実質スーパー7のレプリカ)
トミーカイラZZ(正確には後で出てくるが英国生産)
アタカHFR(ランチア・ストラトスのレプリカ)
くらいしか思い付かない

なぜこれほどまでに少ないかというと
車の形式認定がすこぶる大変だからだ

なるほど
大手自動車メーカは、自動車工業会とも手を組んで
自分の産業を守っているかもしれない
以前も日本の自動車メーカが増えないことは
ここここで触れたっけか

逆に衝突試験の強化などで

ある種これらはすごく厳しい見方をすると
独占禁止法に抵触するかしないか位のギリギリのとこかもしれない

まあ確かに車は安全にこしたことはないけど
実はそうやって車の魅力を抹殺して
自動車業界は自分自身の首を絞めてるかもしれない

そこまで趣味車に衝突試験を課すことを必要とするなら
変な話バイクなんて乗り物は一切この世に存在できないかもしれない
どうあがいたって車なんかより全然危ないから

これもうがった見方をすると
衝突安全を厳しくすることによってアジアの安い車の流入を
ていよく防いでるのかもしれない

例えばタタ・ナノは日本の基準をクリアできず輸入できないが
現地の庶民からしてみたらバイクのスーパーカブに
一家4人乗って動くことに比べたら全然安全なのだ

形式認定、登録なんてのは厳格なようで
ある意味いい加減だ
輸入車ですんごい馬力のある車でも(
登録できないかと言われれば、そんなことはなく登録できる
欧米の車を排除してしまうと貿易摩擦になってしまうので
そこは緩い

日本製のリッターバイクだって
メーカは国内じゃフルパワー車なんて販売できないけど
一旦海外持ってって、逆輸入車にして外車扱いにすれば
ショップからフルパワー車の販売ができる
その程度なんだ

確かに一般の人が乗る大衆量産車は
大手メーカの保護の範ちゅうで今の流れでもいいかもしれないが
(その領域はどっちにせよ職人工房の車は手を出せない)
魅力ある車の分野は・・同じ考えのままじゃだめなんじゃなかろうか

若者に車の人気がなくなった、んじゃなくて
車の人気をなくしてるのはひょっとするとメーカ自身なのかもしれない
そこを職人工房と手を組んだりして、改革に踏み切るか・・否か?

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