2017/06/30

バイクのDCT考、そしてビッグタンクに憧れる世代

今日は勤め先の株主総会でした
株主総会シーズンですね

今日はシグナスXのタイヤのメーター誤差測ってみましたよ

この完全に台形になるまで使ったタイヤと(3万km使用^^;)

新品の山ありありタイヤに換えた後で、どれだけメーターの距離差が出るか

後ろもバリ山にして車高1cm位上がって^^;)
足付き性が悪くなった位外径を変えると、メーター誤差が出るかどうか
通勤路を4日間まったく同じ道で、寄り道せず帰ったらどうなるか

結果、タイヤ交換前は4日間でだいたい175~176kmを指す道が
タイヤ交換後は170kmジャストです!変わりました!
けっこう変わるもんだね 

まあとは言っても175kmのうちの5~6km程度だから
誤差率は3%程度ですよ
もし70km/hの速度だったらそれが68km/h位の表示に変わる位かな 

4.84リッター入りましたね
もし175kmだったらリッター36.16km走ったことになり
170kmだったら、リッター35.12km走ったことになりますね
おお~リッター1km燃費変わるか

タイヤの大きさも無視できませんね^^;) 

さて、ロボタイズ・ギヤチェンジのX-ADVのギヤ比を調べてみた

まず姉妹車のNC750XのDCTとギヤ比の差があるのか?

X-ADVの許容回転数は6,500rpm程度(かわいい^^)

NC750Xも6,500rpmからレッドだから
両車6,500rpmまで引っ張ってシフトしたとすると、各ギヤの到達速度は・・

基本的に両車同じミッションなので(ファイナル・スプロケットが違うだけ)
だいたい同じような速度の乗り方ですね
若干NC750Xの方が全般的にハイギヤードだね

次に同じ6,500rpmでの変速で他車と比べるとどうか
MT-09とアフリカツインDCTを選んでみました
すると、お、表じゃ分かりづらいのでグラフにすると

NC750XとX-ADVのDCTは、6速のハイギヤード感がすごいですね
基本的に普通のスポーツバイク(MT-09等)と比べると
DCTの3車はピークパワーを抑えた超トルクマシンなので
ギヤ間が大きく、低回転で速度が乗りますが

それにしても6速巡航はアフリカツイン1000よりも
X-ADV750やNC750Xの方が低回転で走れるんですね
超オーバードライブ設定

まあそこからギュンと加速せよというならともかく
定常走行するだけならX-ADVとNC750Xのハイギヤードはすごいですね

なにはともあれDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)
四輪の世界では割と前からこのツインクラッチ自動変速がありましたね

R35GTRとか

BMWのMシリーズ系とか、VWのすごいの系とか
SMGとかDSGって言うんだっけか

四輪の超スーパースポーツの世界では
デュアルトランスミッションは最早必需品となってますね

ではスポーツバイクの世界でこの変速機が流行るかどうか?というと
今はまだ難しい面があって

それは車重ですね
DCTにすると、約10kg車重が重くなるようです(NC750Xの場合)
ギンギンのスポーツバイクで10kgの車重増加はちょっときついかな^^;)

だから車重のあまり関係ないアドベンチャーバイクや大型スクーターだったら
DCTの採用に持ってこいなんでしょうね

バイクのミッションも、30年間ずーーーっと何も変わってなかったかもしれませんが
ついにホンダがやりましたねって感じ

意外と悪路ではクラッチレスのDCTは相性がいいようです
http://www.honda.co.jp/CRF1000L/powerunit/
すごいなアフリカツインみたいなでかいバイクをコントロールして 

まあそもそもバイクのミッションは四輪のミッションと違って
最初っからドグミッションのように入りがいいですからね
詳しいことは分かりませんが^^;)

なので超スポーツバイクはDCTの採用より
既存のミッションのままオートシフト(クラッチを握らずにシフトチェンジできる)化する傾向が高いです

Ninja H2もシフトアップのみですが、オートシフトが付いてます 

バックステップになっても、生きてます笑
ちょうどシフトチェンジする時に
エンジンの動力が途切れるようになってるんですね

ちなみに昨年乗ったMVアグスタ・ブルターレ800の最新型には
シフトダウンもオートシフトが付いてました

こちらがシフトチェンジ機構

シフトチェンジを検知し動力をカットするシステムが付いてます
それでシフトダウンも対応するわけですが
アクセルOFFでエンブレの力がガンガンかかってる時は
どうあがいてもクラッチレスでシフトダウンはできなかったな^^;)
(動力の問題じゃなくて完全につながってる笑)

またオートブリッピングも付いてないのでクラッチレスでシフトダウンすると
ガーンッガーンッと回転合わずにシフトが落ちていくので
シフトダウンのクラッチレスは難しいですね^^;)

さてアフリカツインはどうやらビッグタンク版が出るとか出ないとか

たまたま2016年3月の東京モーターサイクルショーで撮った
アフリカツインのコンセプトモデルが

たぶんこれビッグタンクモデルなんじゃないかなー

よ~く見るとアンダーガードの形状も違うんですよ(でかい)

こちらはその後出た市販モデルのアフリカツインですが

アンダーガードとかマフラーの取り回しが違うでしょう
(エキパイむき出し)

こちらはまだスリムな標準タンク版のようです
ビッグタンクになったらアフリカツインの航続距離は鬼に金棒になりそうです!

注意点としてはただでさえ重心の高いアフリカツインが
もっと上が重くなって笑
私みたいのが倒しちゃうんですね^^;)

そこだけ注意すれば、ビッグタンクというのは憧れるな~
昔のXL250バハ・ラリーみたいだな~

オフロードバイクって、ビッグタンクも似合いますよね

まさに大地を駆けるエンデューロマシン
またバイクもいろいろな選択肢が増えてきました!

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    アフリカツインは本当によく見かけるようになりました。Vツインのようなドドド、ドドド、という太い音ですぐわかりますね。カラーリングもいいですねー。この数年のトリコロールカラーの中では最もまとまりがいいように感じます。
    走っているところを見ると実に格好いいのですけど、実物を目の前にすると大きくて高さがあって、怯んでしまいます。Versys250とかVSTROM250とか、このあたりがノンビリ楽に旅ができそうで気になります。本当にこの1年くらいでいろいろ出てきましたね。ユーロ4で退場するバイクがいる一方で、ちゃんと新しいのも出てくる。2008年の排ガス規制時のようなお葬式気分にならないで済むのはありがたいことです。

    返信削除
    返信
    1. こんばんは。
      アフリカツインは予想以上に人気出ましたね~。
      久々に「乗る人を選ぶ」みたいな気概のあるバイクが出てきた感じです笑
      そうですね、のんびり経済的に走るなら、ベルシス250などが最適ですね~。ついに本日Vストローム250も発売されましたね。あのデザインも好きです。
      確かに一時期バイクのラインナップが衰退した時もありましたからね、これからは我々もバイクに興味を持って、共存共栄したいですね~。

      削除