Ninja H2Rの講演を聴きました
「テクノロジーの頂点を極めたモーターサイクル「Ninja H2/H2R」の開発」
川崎重工業(株)
モーターサイクル&エンジンカンパニー 技術本部 第一設計部 第一課
基幹職 市 聡顕 様
東京ビッグサイトへ向かいます
あれっ第三京浜港北インターが変わってる!
乗り口がこっちになったよ~
ビッグサイトへ着いたら
なぬ~開場前の朝9時半でビッグサイトの駐車場満車
東京モーターサイクルショー並みの混雑です!
そんな時は慌てず2つ駅向こうのテレコムセンターへ
テレコムセンター駅へ到着しました
ここのタイムズ駐車場が広い
1日1700円
ここに車を置いて
ゆりかもめで2駅、ビッグサイトへ向かいます
着きました~
すごい人の流れです
VIP招待券持ってるんだ笑
カーエレクトロニクス技術展とか、車のイベントです
とにかく今回はすごい人の数だった
東京ビッグサイト全館使ってイベントです
これだけ活気があると、日本の技術も捨てたもんじゃないね
あ、あっちに東7~8ホールなんてできたのか
あ、すげー
2020年に東京オリンピック問題が控えてるので
(オリンピックでビッグサイトを使うため、他のイベントができなくなる)
増床したようです
あ、Ninja H2Rがいません
講演会場に持っていってました
講演は楽しく聴かせて頂きました~
講演後
Team 38、ボンネビル400km/hアタックのNinja H2Rが戻ってきました!
当時のまま、生々しいです
クラッチレバーが酷使されてます
A-TECH製のフルカーボン!
最高速アタックの時はあえて羽根を取るようですね
確かに映像でも付いてませんね
https://www.youtube.com/watch?v=NPXUQVvpW4o
Ninja H2Rは、誰も見たことのない
今までの常識を超えたものを目指したそうです
300PS!という、夢のあるワクワクする乗り物
ブレーキレバーも酷使されてます
ガソリンタンクが削られてます
ライダーの山下さんの足に合わせた?
ちなみにノーマルはこんな感じです(私のNinja H2)
ハンドルのバーエンドは付いてません
タイヤはボンネビルのソルトレイクで滑るため
ウエルディング(溝堀り)したとのこと
あんな潮の上で400km/h出すんですからね・・
テールライトに塩が付いてます・・
ノーマルとどこが違うか興味津々笑
ステップはノーマル・・ですね
マフラーブラケットとマフラーがワンオフかな
ちなみにノーマルのステップはこんな感じ(私のNinja H2)
吸気ダクトは狭い所を通すのにかなり大変だったようです
ちょっとの吸気の流れが過給に影響あるためダクト内は
CFDの流体解析で念入りに調べたそうです(画像拝借)
http://ninja-h2.com/h2.html
ハンドル周りも・・ノーマルかな
ちなみにノーマルはこんな感じ(私のNinja H2)
タイヤはブリヂストンでなく、ダンロップですね
チェーンケースがスペシャルですね
ノーマルはこんな感じ(私の)
タンクが削られてます
シート表皮が緑色の別注
昔の2ストH2と違うのは、環境にも配慮したこと
よく見たら、こっち側のブレーキディスクが無い笑
ボンネビルのソルトレイクじゃ不要か~ 軽量化だね
ほんとはWディスクです
400km/hの風圧でフロントフェンダーが潰れないよう、別注ですね
スクリーンはそれほど高くありません
ラムエアダクトはH2Rよろしく両側開いてます
公道用のNinja H2は片側ふさがってます(私の)
公道用は300PSから200PSに落ちてます
スラントノーズ
開発は川重の各部門を横断して設計したそうです
航空機部門の風洞施設を使ったり、ガスタービン技術を使い
ガスエンジンのノッキング対策技術も採用
溶接はもちろんカワサキのロボット
最新の10軸制御の溶接マシンだそうです
コンセプトを明確にしてやる気を出し、川重総員のベクトルを合わせたそうです
タービンは完全にエンジンのセンターに配置
一般的な容積式でなく、高回転高出力に優れた遠心式だそうです
入念にタービンの過給効率とエンジンの出力効率を合わせ
コンプレッサーマップを完全に一致させたそうです
効率がいいから無駄に高温にならず、インタークーラーも不要
吸気チャンバーで各気筒に等長吸気
13万回転回るタービンはミクロン単位の精度(画像拝借)
ナットの先端も安定のため砲弾型!
講演を聴いて初めて気付いたけど
タービンの破壊シミュレーションや実機破壊を入念にやったそうです
もしこの13万rpmの破片が外に飛び出たら・・ライダーが大変なことになります
遠心力の力ってものすごく
スクーターのレースでも軽量化したクラッチアウターがバーンナウトで暴発すると
ミッションケースを突き抜けて弾丸のように飛んできます
車の軽量フライホイールも破壊して飛んでくるとやばいそうです・・↓
http://www.carmakecorns.com/message/message2/643585407481627.html
だから安全を考えると他社のバイクメーカは過給機マシンを出せないのか・・?
タービンまで自社開発してるカワサキしかできないんだな、今の時代
サイドスタンドは車高落ちてる分ショート加工してるのかな?笑
とにかくNinja H2R/H2は顧客視線で、感動を目指したそうです
その他盛りだくさん、いろんな話を聴かせてくれました
どうもありがとうございました!
ははーんビッグサイトは
東7~8ホールができたからよけい駐車場狭くなったんだな
その他全会場の展示ブースを見て回りました
おおこれはカーボンRC213?
これはエーテックのNinja H2カーボンカウルでは!
スターテクノさん(撮影許可もらってます^^;)
カウルそのものを作ってるわけではないですが
自動機の動きのサンプルのため、カウルを採用してるそうです!
横浜に戻ってきました~
今日は会社に戻っても仕事がある^^;)
今までありがとな~
帰りはいつものシグナスXです笑
壊れたヘッドライトの破片が光ってるね笑
この下の部品、まいっか
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