ページ

2021/09/23

スズキ新型GSX-S1000(2021年)は、最強の中低速トルクマシンへ進化! 6時間試乗インプレッション

 木曜祝日はレンタル819の新型GSX-S1000試乗!


暑い・・31.7度


9月23日なのに
真夏のインプレになる笑

今日の比較対象は

旧型のGSX-S1000(2015年)

新型カタナ1000(2019年。GSX-S1000と同じ車体、エンジン)
https://blueskyfuji.blogspot.com/2019/06/10007.html

そして私の乗ってるドカティ・ストリートファイターV4S(2020年)
(最初レンタルで借りた笑)になります!

これだ新型GSX-S1000

今日はドカティ東名横浜のドカティ・ショールームの方で受付

若者が沢山レンタル予約に来てました!
時代に合ってきたね

GSX-S1000発進直後
ものすげー中低速トルク増しになったぞ、このマシン!

東名6速100km/hライドは約4300rpm

計算通りだ笑
ギヤ比は旧型GSX-S1000や新型カタナ1000と変わってない

GSX-R1000系のクロスミッションをそのまま使うスポーツマシン!
ホンダCB1000Rより1~3速がハイギヤードなのが分かるでしょう

で、最初に欠点言うけど^^;)

メーターの右下4分の1位に距離計や時刻を青い文字で表示するのだが
走行中全く見えない^^;)

写真にも写ってないでしょう
これは欠陥に近い^^;)、何km走ったかさっぱり分からない

そこ以外は完璧だった!

とにかく高速道路も中低速モリモリで
あまりにもトルクフルだから幻の7速に何度も入れようとしてた笑

その位6速巡航にトルクの余裕がある

今回よりフル電子制御スロットルになったので
意図的に多めに中低速スロットルを開けてるのか?と思ったが

そもそも根本的に中低速トルクが太いようだ

新型カタナ1000もトルクでジムカーナマシンと評したが
これはもっとジムカーナマシンになった!

キーはいつものスズキのやつだね笑

あっここのアンダーブラケットがすげーかっこよくなってる!
ガーターベルトみたいにセクシー!(何言ってんの!^^;)

いやここのアンダーブラケットの剛性って大事なんだよ
欧州車に負けない質感になった!

今回よりフルオートシフターになったね
なかなかいい制御プログラムだよ(偉そう^^;)

なんかモコッとここに付くのな
シフトアップもスルリ、シフトダウンもオートブリッピング少な目でスルリと入る感じ
踏力は結構大きめ

駒門PAのトイレがかわいい^^)

GSX-S1000見ながら食事
いたずらしちゃだめだよ!

夏はカルビ丼!
ほんとに真夏になった笑

今日は走りメインで、富士山五合目も登った!
かなりいい感じ

トルク太いから、もうどこからでも登ってく感じ
どこでも当たるよ!ハズレくじ無し!みたいな笑

ドカティは低速ガッガッガッとノッキング出るから笑
ほとんど当たらず、たまに大当たり!みたいな笑

標高2400m、あの下の道から登ってきたんだからね
もう登りを感じさせずトルクでシューン!と来ちゃった

で、クリアラップのうちにすぐ降りてきた笑
水ヶ塚駐車場

あんなに寝かせたのに余ってんじゃん^^;)
ダンロップのロードスポーツ2

負け惜しみいうと笑、ちょっと硬めのタイヤかなあ
グリップの感触とか、表面の荒れとか

割とα-14の次位に来るタイヤなんだけどね
持ちは良さそうだ

でね、エンジンの回転フィールはまたクリーミーになった

2015年のGSX-S1000はすごくゴリゴリした回転フィールだったけど(野性的)

2019年の新型カタナ1000でだいぶ滑らかになったんだよね(紳士的)

それがさらにもっとまろやかになった感じ(都会的笑)
豆腐に例えると

初代GSX-S1000が「木綿ごし」笑
新型カタナ1000が「絹ごし」で

このGSX-S1000は「玉子豆腐」笑
その位クリーミーでまろやかになった

けど野性味は残ってるんだよ
それは「音」

GSX系の重低音は健在です
いいものは旧型からDNAを引き継ぎ

それをさらに洗練させた感じ

今回電子制御スロットルという大きな武器を得た
今回は車体自体のリニューアル感は少ないが

電子制御に一点集中して開発に時間をかけてきた感じ

そもそもあのGSX-R1000系の熟成した車体、エンジンを採用してるのだから
いいものは崩さずに生かし

今回電子制御アイテムを惜しみなく張り巡らせた印象
それは価格にも表れてるよね

今回は旧型GSX-S1000より30万円位のアップになった
プラスアルファの電子制御分でしょう

電子制御のプログラム開発はすごく工数とお金がかかるからね
ここまで電子制御を詰めてきたから、妥当な対価でしょう(ちょっとあんた偉そうだよ^^;)

そもそも「メカ」によるイノベーションはそろそろ上限に達してるのかもしれない
黎明期は、アルミフレームにしたらどうなる?とか16インチタイヤにしたらどう?とか

カムギヤトレーンにしたらどう?とか、試行錯誤する機会があったが
もはやそれらメカの知見は出尽くした感がある

これからはバイクも「エレキ」のイノベーションの時代か
車もJARIでメカの限界走行試験よりも、エレキの自動運転テストの時代になった

そんなことを乗ってて感じたよ笑
はい語るの終わり~^^;)

えっとね、この後超低速ワインディングの足柄峠も行ったけど
そこでの評価はかなり高かった!

300万円のドカティ・ストファイV4Sに引けを取らない安定性だったよ
部品それぞれは高いもの使用していないのにね

トータル・ソリューションとしてうまくまとめた証しでしょう
もう語ったらだめ!^^;)

なんせ中低速トルクが太いから、どこからでも立ち上がってく

GSX-S1000はね、白バイ仕様にしてもかなり能力を発揮すると思うよ
是非白バイ隊員の方に乗ってみてもらいたい笑、運動性能はピカイチだから

CB1300SFよりちょっと1速ハイギヤードだけど、そこはテクで笑
新型GSX-S1000を、官公庁の白バイ入札でホンダCB1300Pの当て馬にしよう笑

お尻の突き上げは少なくなったね

ああ旧型GSX-S1000はお尻尖ってたのか笑

各部いくよ
フロントフォークのセッティングは熟成の極み、何も問題なし

ブレンボのラジアルマウントブレーキは効き、コントロール性とも素晴らしい
旧型からそのままキャリーオーバーだね

中空ホイールも頑張ってる

そしてアンダーブラケットは前述の通り、欧州高級車レベルの品質

ネイキッドでラウンド・ラジエターをおごる

4気筒のまとめ方は・・変わってないようだな

これが旧型GSX-S1000

これが新型カタナ1000だからね
Ninja H2とかだと結構マイナーチェンジで排気のまとめ方変えてたけどね

レーサーのGSX-R1000系の骨格(アルミフレーム)とエンジン
150PSに抑えた分、中低速トルクがモリモリです!

このモッコリ出たのは何だろう
旧型にも付いてたけど

セルモーターに付いてるのかな
ワンプッシュセルの制御かね

カバーボルトが美しい

キャタライザー部の形状もGSX-S1000系は美しいんだよね
Ninja H2は弁当箱だけど笑

この辺の機構部品は全てキャリーオーバーかな

あーステップが新型カタナ1000みたくブラックアルマイトになったわ
これお金かかるんだよね

マフラーも旧型と写真見比べたら、変わってないね

電スロ側の燃焼制御の方で新排ガス値はクリアしたのかな

異型ガルアームは健在
この辺がレーサー直系を感じさせる

リヤブレーキのNISSIN(現ASTEMO)も変更なし
前後ブレーキのバランスはもう完璧に出てるからね、へたにいじる必要なし

リヤホイールも中空ぶりがすごい
軽量化に努めてるね

リヤの保安部品ユニットは新型カタナと違って普通
こっちの方が雨の日背中汚れないな笑

異型スイングアームのこっち側は直線・スタビ型

スプロケットは従来通り価格抑えてるな笑
飾りっ気なし

グローバルに対応した表記

もちろんフル加速しても音を上げることはないスイングアーム

リヤスプリングは白くしてちょっと色気を出した笑

オートシフターは制御OK、変速ショックは少ない
若干踏力必要で1→2速UPの時に入らない場合が多い

そっけない鉄パイプ製のサイドスタンドは健在笑
いっそのこと150万円にしてもっといいの入れればいいのにな笑

アンダーカバーが付いてちょっとかっこよくなってるね

続いて外装

今回車体はキャリーオーバーだけど、デザインは大幅に変えてきたね
ここはチャレンジ精神旺盛だ

リフレクターのいらないLEDヘッドライトを存分に生かした、スモールフェイスデザイン
最近ストファイV4Sとか、新型MT-09とか、みんな小顔だよね

大きい顔がいいと言う人もいるけど
まあ小さくできるんだからこれは機能美だね

小悪魔的にかわいいウイングが付いてる

ドカティのオラア系と違う笑

ラジエターキャップをサイドカウルで隠す
転倒時のダメージ防げるね

かなり階層的にレイヤード・デザインになってる

表面に迷彩柄のシボ加工を行っているのが新鮮
野性味を出したのかな?

シートレールの色はあえて銀色にして、目立つようにしてきたね
デザイナーのコントラストの意見かもしれない

構造物自体は旧型と同じだった

シートが柔らかいのも旧型と一緒
長距離ツーリングの時助かるね、お尻が笑

シートの形状は日本人に合う
ストファイV4Sのシートは欧州人寄り笑

テールライトのデザインはあまり頑張ってない笑
なんかちょっとユルい所もあるのがオチャメ

フラット形状でスッキリしてるインナーフェンダー部

もうニーグリップはものすごくピッタリくる
歯医者で歯形取ったみたいに、人間型を取ったんだと思う笑

ガソリン19リッター稼いだタンク
新型カタナ1000は12リッターだったのに、頑張った!

このモノトーンなグレーはソリッドカラーかと思ったら

よく見るとメタリックが入ってきれいなんだ^^)

ハンドル幅広くなったって書いてあったよね
うん、ちょっとすり抜けに苦労するよ、アフリカツインっぽくて笑

旧型GSX-S1000はバーエンドが上がってて割と上から鷲掴みみたいなスタイルだったが
そのストリートファイター系の色は薄まったね

レンサルの文字も付かなくなったね

お、この写真だとちょっとメーター右下4分の1見えるでしょう
これが走行中一切見えないんだよ!
(このあとドカティ東名横浜で輝度調整やったのかな、でも厳しかった)

ロービームが上

ハイビームが下だね

プリロード調整ができるみたい

アシストスリッパ―クラッチは今回軽かったね

ボタン類は割とシンプル

右もシンプル

ブレーキレバーだけ調整式

かっこいいマスターシリンダーはキャリーオーバー

電スロ化でアクセルワイヤーは一切無くなった
Ninja H2とかあえてワイヤー引き感残すために一部残ってたりするけどね笑

下でダンパーの圧側調整できるのかな

以上、かっこいい新型GSX-S1000の各部説明でした!

ああ完成した須走道路の上を走ってるのが時の流れを感じるね

2015年に旧型GSX-S1000で来た時は、まだ建設中だったんだ
その間にGSX-S1000も進化した

とにかく中低速トルク盛り盛りで
もうトルク出すなら単気筒やツインがいいとかいう論争に終止符をうちそうな気配笑

この4気筒で、中低速トルクから上まで全部いけます!
全能の神みたくなったよ笑

メーターが見えないのが残念だあ笑

これは実地テストやったのだろうか^^;)
シミュレーションだけじゃいけない例ですね笑

足柄峠頑張って、中井PA着いた

ようやくちょっとタイヤの表面ざらついた位かな
ちょっと麺かためかもしれないが笑

まあでも乗ってて不安は無かったので、これでいいのか笑

秦野ピーナッツ

ソフト!(定番笑)
もう下界は暑い!ソフト!

お尻もちょっと短くしたデザインで、マスの集中化になったね
運動性能よかったよ^^)

最後給油、えーと何km走ったんだ^^;)

もうほとんど見えない^^;)

ん~かすかに229km走行か笑

12.1リッター給油
燃費リッター19km走行!優秀!

うわあ色々なキャンペーンや割引やってるよ
ドカティ東名横浜のレンタルは頑張ってる!

え、なに3つ揃えると半額なの!?
ドカティで揃えるとか、カワサキで揃えるとか

以上、実は今回大幅に進化した新型GSX-S1000でした!

400ccで揃えてもいいのかあ笑

本日の動画

GSX-S1000 6時間試乗インプレ 概要説明編

https://youtu.be/-yDVW2pUPYw


実走編

https://youtu.be/UssqEw2X00s



0 件のコメント:

コメントを投稿