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2023/08/03

新型ZX-4Rは、ZX-25Rに比べ、なぜFフォーク長を10mmダウンにしたのか?

 水曜朝は25.5度!


朝は涼しいね

走ってても26.3度

昼間は暑くなったようだけどね

雲がきれい

大きな空
あんたちゃんと運転しなさいよ!^^;)

気持ち良く着いた笑

フロントフォークはチタンコートの輝き!

テールライトも点いてるね!
振動でどこが壊れるか分からないシグナスX笑

帰りはまだ明るい

最近は安全最優先笑
無事帰ってきた

夕日は沈んじゃったかな

さて新型ZX-4Rと

従来のZX-25Rは
基本的に車体は一緒

どこか違うかな?と、パーツリストをくまなく見比べても
ZX-4Rのパーツリストと

ZX-25Rのパーツリストでは、ほとんど違いは見られないね
ほぼ一緒なんだが、唯一違う部分は

ZX-4Rのシリンダー&ピストンと

ZX-25Rのシリンダー&ピストンを見比べると
明らかにZX-4Rの方が大きい
排気量が違うからね
ここは図でも差別化を図ったようだ笑

あとはクランクね
ZX-4Rはカウンターウエイトが扇型でかなり大きいが

ZX-25Rのカウンターウエイトはスリムで小さい
以上が唯一の違いなので
ZX-4R(190kg)が、ZX-25R(184kg)より6kg重たいのは
このクランク、シリンダー、ヘッド回りの重量と

ZX-4RはブレーキがWディスクになるので
その増えた重量だろう

あとは細かいこと言うと、タイヤのサイズが
ZX-4Rは前後10mmずつ太くて速度記号、荷重指数も上がってるから
前後タイヤも少し重たくなってるだろう

さてセッティングの違いとして
ZX-4RはFフォークが10mmダウンでキャスター角が立ってるのは以前書いたが
https://blueskyfuji.blogspot.com/2023/02/zx-4r_7.html

あらためてGIF動画で見比べてみるとこの通り
この時は操縦性をよりクイックにするため

フォークを短くし、キャスターを立ててると思ったが


そうでなくてもしかするとこれは「重心を低くする」ためかもしれない


図で説明すると、ZX-4Rの重たくなった点をピンク色で示すが

エンジンの腰上が重たくなったため、車両バランスとして重心が高くなった

ようはその他の車体構成はZX-25Rと全く一緒なので
その他の部分で重心バランスの調整はできず
単純にZX-25Rに比べて頭でっかちな動きになる
これはコーナーで寝かす時に不安定な動きになる!
さらにフル制動時も荷重が上に抜ける!

そこで色々試した結果
その分フロントの重心をZX-25Rより10mm低くして
重心バランスの調整を図ったんじゃないだろうか!?
この方がFタイヤに荷重がかかり、しっかり止まれるのと
コーナーの寝方も自然なものになる、と

ZX-4Rのキャスター角は立ってしまったが
Wディスクで重量が増えた分
ジャイロ効果による直進性も増したから
低キャスター角の不安定さは帳消しになる、とね

なにしろほんとのレースマシンになると
エンジン等の重量物は前後、上下の完全中央に置き
さらに後方排気にしてまで、重たいガソリンタンクを車両中央に持ってくる
(ヤマハYZ250F)
その位、アグレッシブに動くレースマシンは
重心の位置が重要だから


ZX-4Rもそこを狙ってきたんじゃないかな!(ほんとか^^;)

究極のコントロールマシン!


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