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2019/07/13

マシンの運動特性を把握するには、前後ブレーキパッドの形状を確認せよ!笑

昨日の続きだけど
https://blueskyfuji.blogspot.com/2019/07/x125cb125r.html

モンキー125は

前後ブレーキパッドの大きさから
(リヤのブレーキパッドが割と大きい)

リヤ荷重のバイクということが分かった
モンキー125は1人乗りでホイールベースが短いので

姉妹車のグロムと比べてもモンキー125はかなりリヤ荷重ということが分かった

リヤ荷重のバイクはフロントに強力なブレーキを入れると危険
フロントに荷重がかかってないので、フロントがロックする恐れあり

これであることに合点がいくんだけど

GROMの時はG-Craftもフロント4ポットキャリパー用のキャリパーサポート出してたけど
https://www.g-craft.com/grom-tokusyu/index3.html

モンキー125は2ポットキャリパー用のみなんだよね
https://www.g-craft.com/item/goods/bracket-goods/31261.html
これはモンキー125のフロントに強力な4ポット入れると危険ってことだよね

武川もそう
http://www.takegawa.co.jp/products/detail.php?product_id=2991&category_id=1659
グロムの時は4ポット用キャリパーサポートがあったが
モンキー125用は無い

OVERレーシングもそう
http://www.over.co.jp/products/83-012-12B/
モンキー125は2ポットのカニキャリパー用のみ

みんな分かってるんだね、モンキー125のリヤ荷重バイクに
フロント4ポットは危険って

ちなみに最もリヤ荷重な乗り物は

レーシングカートです
カートは超リヤ荷重のため

フロントにブレーキが一切無く
リヤに1個のみブレーキが付いてるだけです 

それでも直線から一気にフル制動すると
ギュワーッ!とものすごく止まるからね
(タイヤはレーシングスリックです笑)

リヤで止まるマシン
その代わりリヤのブレーキキャリパーはオイルライン系統が2本来て

ローターもベンチレーテッドのすごいやつが入ってました
さすがレーシングマシン^^)

ということでCB125Rも
ブレーキパッドの形状を見ると

フロントのパッドの大きさと

リヤのパッドの大きさが同じで
割とリヤブレーキが強い=リヤ荷重のバイクなので

フロントブレーキはあえて甘めのセッティングで
リヤブレーキで止まれってことかもしれないね

ちなみに逆に超フロント荷重の乗り物は

実はZX-12Rなんだけど
(最高速アタックマシン)
このバイクは300km/hでフロントが浮かないように
前がものすごく重たくできてます

一見そんなにフロント荷重に見えなくても
エンジンやカウルの搭載物を極力前方に配置したり
ライダーの前傾姿勢でフロント荷重を稼いでます

ZX-12R初期型のブレーキパッドを見てみると案の定
フロントのパッドは大きくて(6ポットです笑)

リヤはすごく小さい笑

リヤブレーキは街中で思いっきり踏んでもロックしない位ユルかった笑
V-MAXから乗り換えた時、なんだこのリヤブレーキは笑、って思ったもの

でもその位じゃないとリヤがロックして危ないんだろうね
前荷重のバイクは

ZX-12Rは前荷重な分、コーナーの立ち上がりが危ないんだよね
リヤに荷重がかかってないからタイヤが空転する

前にFISCOで私のNinja H2の前を走ってたZX-12Rの方が
立ち上がりでリヤが滑ってハイサイドで飛んでましたからね・・危険です

ということでブレーキパッドの形状を見て
そのマシンの荷重配分を把握しておくとよいかもしれませんね^^;)

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