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2014/08/29

昔:パワー・ウエイト・レシオ、今:アワー・ウエイト・レシオ

この10年前の車がいま
復刻版が出て大変人気なんだけど
ランドクルーザー70、すまん画像拝借
リッター6.6kmしか走らない車がだよ笑

ランクルは国内生産台数がすごいって今回騒がれてるけど

私はデータよく見てるから前から知ってたけどね笑↓(はいはい)
http://blueskyfuji.blogspot.jp/2013/12/rv.html

なんで国内生産台数がすごいかって言ったら
こういう本格四駆はジムニーもそうなんだけど
堅ろうなラダーフレーム構造だったりするので
もう昨今のモジュラー共用デザインの流れに乗れないんだね
だから世界展開は難しく、ローカルに日本で作るしかない

ジムニーなんか見てみいよ
軽自動車達のモジュラー連合に乗れないから
孤立しちゃって笑

普通の軽自動車なんかモジュラー車台の典型的な例で
みんな同じサイズで共用しまくってんだよ

それはものすごいモジュラー連合の規模で
そこんとこ夜露死苦的に言うと
「猛寿羅亜連合」? なんかかっこいいぞ笑
ジムニーは放置プレイをくらって
もう16年間もモデルチェンジしてません
(1998年~から現行型)
これをよく売り続けるよな・・
それを新車で買うやつもいるけど笑

ということでランクル70のように
製品の革新性じゃなくて
話題になるってことは
人気を出す上で非常に大事だね

車バイク界の話題を出すなら
個人がいっぱい車バイクの記事をITに出せばいいと思う

いや、いまヤフーで「トリシティ125」で検索すると
名も知れてない私のブログがトップページに出てくるんだよね
せっせと書けば、やっぱ話題になるんだよね

車バイクの人気を出すなら、話題の量でしょう
みんなで少しずつ書けば、インターネットでの
車バイク話題の占有率が高くなって、活性化するでしょう

ポテンシャルはあるんだから
ビッグサイトでモーターサイクルショーやれば
こんなにバイク集まってくるんだよ

これでも駐車場のほんの一部だよ
126cc以上のバイクの国内保有台数は360万台と少ないといいつつ
そのほとんどが趣味で乗られているとすれば
それらのみんなが少しずつ記事かけば
あのコミックマーケットの来場者50万人にもひけをとらない

たしかにバイクと言うのは1980年代が黄金期なんだけど
その頃は個人で情報を発信するなんてどだい無理な時代だった

これ、書き物をする人とか写真撮る人なら分かるんだけど
自分の書いた記事とか撮った写真を見てもらう術がなかったんだ

それが今やITで
私が昔描いて手塚賞で落選したマンガだって
個人で公開することもできるし↓
(こりゃ落選するわ笑)
http://www.purple.dti.ne.jp/carbike/test07.swf

撮った車バイクの写真だって
どんどんブログにアップして見てもらうことができる

そんなIT同人誌的なぜいたくな時代
1980年代よりも、今の方がよっぽど
車バイクの黄金期だと感じます

さて「話題が大事」と考えると
なぜヤマハはMT-09とMT-07を同時期に出したのか?
真意が分かってきたような気がします

今月号のヤングマシン買ってきたけど

MT-09、MT-07の記事がすごいです
こんなフレームもスイングアームもエンジンも
全く共用してない非モジュラーデザインのバイクを
なぜ同時期に2台出したのか?
きっと日経ものづくりじゃ説明できないだろうけど笑

我々ユーザも
「どこが違うの?」
「どっち買ったらいいの?」
分かんないでしょう

でも分かんないから
「君ならどっち買う?」
「ブログでの人気は?」
と、謎の方が話題が大きくなるんだよね

そこを狙ってんじゃないかあ?ヤマハは笑

そもそもバイクはイノベーションが少ない乗り物です
ハイブリッドもなけりゃ
衝突安全ボディもないし
エアバッグすらないし
技術革新性で話題を取りづらいのです

昔は人気を獲得するのは簡単だった
「どっちが速いか?」
それだけです笑
前を取った方が、売れたのです
このバイクの時代はね↓
いわば
「パワー・ウエイト・レシオ」至上主義だった
Power Weight Ratio

今はコンプライアンスの兼ね合いから
速さで顧客は獲れません
だから「話題」です

人々が待機してる間に、いかに話題の時間を占有するか?
「アワー・ウエイト・レシオ」の時代です
Hour Wait Ratio

おっさんシャレかよ!

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