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2014/05/22

人生という耐久レース

今月、映画監督の鈴木則文氏がお亡くなりになりました

映画、トラック野郎の生みの親です

最近も月刊カミオンに毎月コラムを載せてました

映画、トラック野郎は分かりやすくて
子供にも人気があった

一つの時代が終わりましたね
そしてそれを次の時代に受け継ぐ者
人生は耐久レースのようなもの
単気筒2バルブの人間の心臓は
一度も止まることなく、休むことなく、長く長く走り続けます
そして人生のゴールにたどり着く
ご冥福をお祈りします

人生は難しい
難しいが、あえて難しい道を選ぶ者もいる
ありきたりのレールを進むよりも、ね

サラリーマンになるより
ミュージシャンを目指して頑張る者もいる
自分で道を切り開いていくんだ、ってね

その時の注意点は、ある
1人でミュージシャンとして成就しますか、って

1人で歌の仕事を取ってこれるのか
TV局は責任の持てない1人者に仕事を出すか
ツアー回りながら確定申告や経理をできるのか
ツアーの会場を自分で予約したり1人で準備できるのか
CDのリリースの方法は?交渉は?
それらを作曲活動もしながら
と考えると、ほぼムリです

それらは事務所に所属して、委ねることになります
そしたら事務所という組織でいかにうまく回すか、という
ミュージシャンこそサラリーマン、魂が大事なんだと思う

これが分かってるか分かってないかで
その後大きく差が出るんじゃないだろうか
(私は組織苦手です笑)
道は簡単じゃありません

しかも売れたと思っても人気は儚いもので
長く続かない場合が多い
売れなければサラリーマンのような生活の保障はない
売れた人ほど、ギャップが激しい
精神的にすごく不安になるでしょう
薬に手を出す方が多いのも、そういう不安定さのせいでしょう

一見華やかそうに見えて、しかし険しい道だよ

それよりはずっと甘ちゃんかもしれないけど
車バイクの世界も、実は厳しい道です

車バイク趣味は一般的に良く見られることは一度もなく
マイナスで見られることは大いにある
・危ない
・うるさい
・恐い
・公害
・ガソリンの無駄遣い
(あ、私が描いた円ではないですよ笑)

それらが実は産業に貢献していたとしても
そんなことは知ったこっちゃない

そんな中逆境にもめげず車バイクファンを続けてる人は
やはり悪路を好む人かもしれません

こんな走りやすい道路よりも
(建設中の新東名)

あえて困難な道を目指し

人間もバイクも、苦しい耐久レースに突入していきます

今年も夏の鈴鹿8耐が始まりますね


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