ページ

2012/01/06

車バイク趣味は広く共感を得られているか

人を判断するのは難しいが
車乗りを判断するのは簡単だ
今までどんな車やバイクを乗ってきたか?を聞けば
一発で自分と同類なのか、ディープな車ファンなのかが分かる

逆に大抵の人は私が「AZ-1に乗っている」と言っても通じない
一般的にはそんなクルマ馴染みがないのだ
一般の方に話して通じる確率・・10%位だろうか
バイクのZX-12Rともなるともっと低い
通じないので最初から「カワサキの1200ccに乗ってる」とまでしか言わない

まあ車バイク趣味の世界なんて、そんなものだ
日本人の全体総数から見れば、非常に閉じた狭い世界かもしれない
(たまにすごく話通じてハマる人いるけど笑)
車趣味をセグメンテーション理論やイノベーター理論に例えるなら、それは
初期層にのみ存在して、後半の大きな層に全然波及も追随もしてないような・・
ダカールラリーだっていまやってる真っ最中なのに、観たり知ってる人は
一般的に何人いるのやら・・(今スカパーで毎日やってます)

裏を返すと、車の趣味的人気を復活させるなら
ここを何とかせなあかんのかもしれない
より一般的に話が通じるように

最近、モノの良さの波及は、マーケットインでもプロダクトアウトでもなくて
共感(シンパシー)」が大事なのだそうだ
車趣味は一般の方に受け入れられているだろうか?

車バイク趣味が目指すとしたら、それは「フィギュアスケート」だろうか
フィギュアスケートって、日本人にすごい人気あるよね
注)観るのが
実際フィギュアスケートを自分でやる人は、至って少ない(
私も周りの人に「フィギュアスケートを習っている」と言うと
必ずびっくりされる
そんな人初めて聞いたと
その位自分でやることについてはマイナーなのだ
でも観戦する分については、TVで放映しようものなら
視聴率30%とか、3千万人位観たりする
老若男女に共感されているのだ

車バイクも全員が全員乗ってビャービャー走り回らなくてもいいから
でも認知度だけは広く上げられないもんかね

フィギュアスケートはきっと世界でも強い日本人選手に
同じ日本人として共感してるのだと思う
もし世界で戦える日本人選手が1人もいなかったら
ここまで人気が出てるかどうか・・

なので車バイクも、世界のF1やモトGPでトップ争いをするような
日本人選手を輩出したい
広く国民に共感されるような、いわゆる「スター選手」を
そのためには自動車メーカ共々モータースポーツをうんと頑張って
人材も育て上げる

また強いだけじゃだめだ
共感を得るためには「美しく」なければ
ただ強いだけなら他の世界だってトップ級の選手がいる世界もあるが
全てが全て人気がある訳ではない
スピードスケートだって日本人は世界級なのに地上波放送は殆どしない

フィギュアスケートが有利なのは、その美しさがあるからだと思う
それは日常とはかけ離れた、夢の世界の動きなんだと思う
フィギュアスケートの動きなんか、普段の生活でしないもんな笑

個人的には、芸術とは、日常とか実用の対極にあるんだと思う
なので車も極限まで美しいものを作るとしたら
それだと室内が狭くなるとか、コストがかかるとか
そういう実用現実制約を一切抜きにして
流麗なスポーツカー、レースカーを作り上げる心意気?
もしくは個々が作り上げる芸術のデザインカー
そういったものがこれから共感される時代になるのかもしれない

その一例として、最近実用無視の象徴のこの3台がアツいんだよね笑

ホンダ ビート 専用純正アクセサリー発売…20周年のいま

自分でできる、カプチーノ メンテナンス…初心者から上級者まで

軽自動車でスーパーカー?…マツダ/オートザム AZ-1 の今[動画]

こ、これは一体いくつ売れるんだ?笑
細々とオーナーが買う位じゃないの
そもそもどの位車体が残ってるのやら・・
個人的には実はとてもうれしいのですが

0 件のコメント:

コメントを投稿