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2011/09/14

ジェネリック・カーは実現できるか?

ものづくりは実は一般消費者の知らないとこで
特許料でがんじがらめだったりする

とか訴えられる
世界で5千万台売ったら特許料支払いだけで500億円とか
これはでかいでしょう
特許はある意味企業の「武器」
武器で脅してショバ代取るみたいな笑

でも特許をお互い持ってるメーカ同士でクロスライセンスを結んで
特許料をお互い取らないなんて手もあるそうだ
俺も恐い武器持ってるけど、君も恐い武器持ってるのか
ならチャラだな、みたいな笑
武器持ってない新参者が来ると、おいおいショバ代払えみたいな

自動車の世界もご多分に漏れず特許のかたまり
これが実は自動車業界での
ベンチャー企業の参入の障壁となってるかもしれない
形式認定の障壁のみならずね

これに対してインターネットの世界は特許が少ない
特許は「自然の法則」を用いたものでなければならないため
ビジネスの方法みたいなものは長年特許の対象外だったが
1998年頃からやっとビジネスモデル特許というのが認可
された位、歴史が浅い
よって若いベンチャー企業はみな障壁の少ないITの方に向かった
そんな感じもする

結果インターネットの世界は若い力の参入で活性化し
自動車の世界は若者に人気がなくなってきた、なんてね

ものづくりのには大きく分けて2つの人が関与してて
それはものを作る側の「クリエイター」と、ものを使う側の「プレーヤー」
ゲームソフトを作る人と、使って遊ぶ人を想定すると分かりやすいね
これのどっちも欠けてもだめなんだ
使う人だけいてもね
いくら若者に車に興味持て買え、と言っても
そっちのプレーヤー視点だけじゃだめなんだ
業界全体は盛り上がらない

よって自動車メーカももっと若者の参入を促すというか
自動車の世界を目指す人を支えていかないと
衰退の方向に行ってしまうかも

また特許料で儲けるにしても
時にしてうまくいかない時もある
ここの資料の中盤から出てくる
DVDプレーヤーの必須特許料の空回りがちょっと面白いかも↓
大学の論文で難しそうだけど
これは比較的分かりやすい言葉で書いてくれてる
たまに論文て専門的過ぎてちんぷんかんぷんの時あるよね笑

ものづくりがモジュラー部品化すると特許料を誰から取ったらいいか
分からなくなる点は、今後同じくモジュラー・デザイン化していくだろう
電気自動車のものづくりの参考になるかも

その他、車が特許でがんじがらめで、新しい車を作りづらいなら
いっそのこと特許が全て切れた20年落ち以上の車の技術で
再生産するといいんじゃないか?笑
なんて思ってしまった
そうすれば特許侵害や支払いにおびえることなく
安く車を作れるんじゃないだろうか
ジェネリック医薬品を地で行く車笑
薬は特許の固まりなのでえらい安くなるみたいだが
車はそこまで安くできなくても、1~2割安くできるかもしれないね

例えば私の持ってるAZ-1は1992~3年式
そうもうすぐ20年落ちなのだ
AZ-1のような車をもう一度作るとかね
割り切ればAZ-1だって今でも十分通用するし、面白い

このような車は簡単に実現できるか? ・・否
薬と違って車は衝突安全基準や排ガス規制が厳しくなっており
昔の車のままじゃ売れない(登録できない)
そうなると改良にお金がかかって、そんなに安くできなそうだね
車は特許の回避は難しい

・・自分で変な特許持ってるくせに
なんだか特許に否定的なこと書いたな笑

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