世の中のものづくりを大きく2つに分けると
消費財とは、個人が消費するものだから
例えばデジカメを設計している人は
「消費財を設計している人」となり
そのデジカメを作る各種製造装置があると思うが
その装置自体を設計している人は
「生産財を設計している人」となる
この2つの機器は設計の志向も違って
前者のデジカメは、軽薄短小・小型化技術を最優先
低コストも念頭に置いて、基板の層数も4~10層程度
大量に売れるが、利幅は少なく、製品ライフサイクルは短い
後者の産業機械は、大規模回路・高度制御を最優先
コストはあまり関係なく、基板の層数は数十層になることも
ポツンポツンとしか売れないが、1台売ると利益率高く
ライフサイクルは比較的長い
この性格の違う両者を両方ともやってるのが
かたや1個数万円、かたや1台数十億円の世界だ・・
作り方も売り方も全然違う
こ、この切削機もすごいな・・↓
なにこれ、F1の削り出しV8エンジン?
趣味の車で考えると
実際消費財と生産財の違いじゃないけど
ここのニュルタイム歴代3位の何て言うんだこの車
グンペルト・アポロって言うのか
なんてそら恐ろしい金額しそうじゃん
車両価格
速くなるためには金に糸目をつけず開発、みたいな
ほんとの金持ちに数台しか出ないようなところなどが
消費財の大衆車に比べて、性質的には生産財ちっくな
ものづくりの位置付けだ
モデルチェンジサイクルも長そうだしね
もしこのハイパフォーマンスな車を
一般のサラリーマン層が買えるようになるまで安くせよ
と言ったって、高度なエンジン車じゃ到底無理だろう
もしそれを実現できるとしたら、それは
電気自動車スポーツカーなのではなかろうか
パソコンのハードよろしくモーター、バッテリー、インバータ等を
おもいっきりオープン・モジュール・アーキテクチャ化して
部品をどんどん安くして、レゴのように組み立て式にすれば
安くて高性能な電気スポーツカーが出来上がるのでは
電気自動車はパフォーマンスもすごいし
電気スポーツカーの第1号車:テスラ・ロードスターなどは
のっけから280PSのパワーが出ている
エンジン車がクラシックカーの時代から280PS出るまで
何年かかったと思ってるんだよ・・
ニュルラップも電気スポーツカー黎明期にして
既に8分切りを達成しちゃったし
ていうか電気自動車メジャー第1号のエリーカ様が
こんな姿でランエボやポルシェ911より加速速いってんだもの
これはちょっとショッキングだったな
なんだこの車4軸だから高速道路大型料金になるのか?笑
思うに今後電気自動車スポーツカーは
みるみるものすごい速さに進化していくんじゃなかろうか
電力無制限なら人間が加速Gで気絶して耐えられなくなる位
ニュルのエンジン車の記録なんかみんな抜いちゃって
この究極のエゴカー(8000PSで400mを4.5秒、終速500km/h)
の記録を抜いたら、もはや脱帽です↓
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