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2011/05/29

イノベーションで語れないもの

梅雨に入りましたな
バイク乗りにはつらい季節
土曜は家でじっとしてた
(最近帰り遅かったのでしばし休息)

最近個人情報の漏えいがよく問題なってますが
私が若い頃なんて個人情報なんてザルだったけどね
1回電話勧誘かかってきた時
何見てかけてんのかと思ったら
懸賞のJTのラッキーストライクのバイク当たるやつ応募した
ハガキを見てかけてんだと言ってた
回り回ってそんなとこ行ってた
その程度当たり前だった
だから今ちょっとでも漏れていちいち記事なってるの見ると
何をそんなに過敏に反応してるのか・・と正直思ってしまう
まあカード番号漏れるのはさすがにちょっと困るけどね

そういえば先週AZ-1のエアクリーナーエレメント交換したが

乗る前恒例の軽く水洗いして

エレメント交換
左が10年以上使った多分FET極東の
右がHKSの


18年目にもなると
ヤレてます

おまけでAZ-1の持病
モールが縮んでここから室内に水が入る
この日も水かけたら入った・・

エレメント交換後変わったのは
純正ブローオフの音だけで
(やたら大きく聞こえるようになった。背中なのでよく聞こえるんだ)
エンジン調子悪いのは直らなかった
どうも低回転で常にミスファイア気味

ということで原因ひとつひとつ潰してくということで
次はプラグコードとプラグ注文した

けっこうWebで調子悪い人調べると
プラグコードが消耗品らしい
たぶんにして18年間一度も交換したことないので
換えてみよう

世の中には変わらなくても人気があるものがありますが
ハーレー
ジムニー
コンフォート
etc.

コンフォートはタクシーの世界ね笑
コンフォートってアメリカ人から見ると
「トヨタ・快適」?

ことハーレーは何で人気あるのか考えてみると
やっぱCSを徹底的にやったんだろうね

アメリカは特にこの考えが進んでるんだと思う
製品で性能や品質でかなわなかったら
どうやったら売れるだろう?というのを
ひたすら研究したんだと思う
その例がiPodであり、DELLのPCなんだと思う
前者は徹底したブランド戦略
後者は1円でも安くするための製造販売戦略

ハーレーはもともと敷居の高い乗り物だけど
その敷居を低くして、誰でも乗れるようにした

ハーレー乗る一番の理由は
やっぱ一般の人達に「ハーレー乗ってる」と言うと
必ず第一声が「すごい!」と言われるところにあると思う
私も「バイクは1200cc乗ってる」と言うと
同じ反応が返ってきます
「軽のジムニー乗ってる」とは違う反応が笑

ハーレーは一部のマニア層向けだったイメージから
客層を広げるべく
徹底してクリーンなイメージに
これでアウトローだけのマーケットから
一般顧客層まで客層を広げた

日本ではハーレーダビッドソンジャパンが
大型免許取得費用10万円サポートなんてのもやってる
これで日本車などの競合他社から客層を奪った

ローンも
他の日本車などではありえない150回ローンなんてのも組める
バイクは長く乗るからいいか、と
これでお金のない若年層もつかんだ
車で言うと「いきなりクラウン」状態か笑
加えて長い付き合いを獲得することもできた

大蔵大臣の奥さんの心をつかんだのも事実
日本のバイク屋では考えられない
「うちの旦那ハーレーに乗ってるの、仕方ないわねえホホホ」
と言えればまあいいのだろう笑

後は飽きさせないカスタムパーツ、ファッションアイテムの数々
イベントの開催

これで日本人の心もつかんだ

もともと日本人だからと言って
日本製をひいきするかという思いは
iPhone出た時みんなこぞってそっち買ってるの見た時に
ああそんなナショナリズムというのはないんだなと確信した笑
これは日本車だからと言って油断してたらまくられるよの意味

かくしてハーレーは大型バイクの世界で君臨する
どっちかというと私はバイクの世界ではヲタクの部類に入るので
元々ハーレーに乗ってたコアなマニア層の方達がね
今の牧歌的ファン層をどう思うか、というのは
正直微妙なところなんじゃないか、と気持ちが分かる気がする

まあでもそのバイクの壮大な歴史を作った人達がいるからこそ
そのイメージに憧れてやってくるわけで
決して否定はしていないから、大目に見てほしいというか

ワルのZ2に魅せられて
いまだに若い人にも人気あるのも、同じだよね

今週号の日経付録に
一級品のモノづくりのビトーR&Dの紹介が出てたが
(なんだか懐かしい)
ファンがいれば産業も発展するってもんだ
こんな何台残ってるか分からない旧車用のパーツで
持続性を持つことができるんだ

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