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2021/06/01

Ninja H2のクラッチが滑る原因を、技術的に調べてみた(昨日の続き)

 火曜朝は19度!


昨日の夜中に結構雨降った

車体カバーが当たってた所が錆びてる鋳鉄ローター
やっぱ水と錆の関係ってすごいんだね

最近朝イチだけミッション側からカタカタ音がするのだが
大丈夫だろうか?

何が起きてもおかしくない11万km笑

頑張ってます!

鋳鉄ローターはちょっとスジスジ

鋳鉄と言ってもかなり硬度の高いFCR600だから
ローターの持ちもステンレスと同じ位かもね

改造車です笑

帰りは6時半で明るい

4日間で177km走った

もう何回ガソリン入れただろう

毎回ハイオク入れてます笑

5.1リッター
燃費リッター35kmか、いつもの調子だ

ドム顔ヘッドライト

夜は明るい方が目立って安全です!

昨日に続き、今日もクラッチ滑りネタいくけど笑

H2OC&JARI走行会仲間のシンさんから
滑りの原因は

クラッチ板の摩耗以外に、摩擦材の経年劣化もあるかもしれないねとのコメント頂いた
なるほど、ということでまた調べてみたよ

ここのトリプル・プロショップ、ホット&クールさんでも
クラッチの滑りは摩耗だけではありません、と書いてあるね

KH400のフリクションプレートが、黒く変色してますね
こうなると厚みは残ってても、滑る原因となるようです

まあ私のは変色も、焼けてもいないけど

摩擦材の山も存分にあるけど
まだ新車から6年落ちの2.4万kmだからね

でも摩擦材が劣化してるのかもしれないね

厚さなんか新品と同じだけ残ってるんだが^^;)

このクラッチ滑ったV-MAX1700の方も
プレートを新品に交換したら、滑りは直ったと

このフォークリフトのクラッチ技術論文を読むと、興味深い一文が載ってた
「摩擦材の劣化は熱による繊維の炭化度によって決まる」
「有機材の熱劣化を示すアレニウスプロットと同じ傾向」
熱をかけると劣化が進むんだ、へぇ

この本田技研工業と二輪クラッチ最大手のエフ・シー・シーが共同出願したクラッチ特許にも決定的な一文が
1990年頃の古い特許申請だけど
まだクラッチの摩擦材に石綿を使ってた時代だね
「何ら熱履歴を有しない新品のクラッチライニング材の場合は、摩擦係数は0.45」
「一度でも熱履歴を受けると、炭化によりライニング材が硬化し、摩擦係数は0.3」
と、3割以上も摩擦力が落ちてしまうんだ、ほほぉ

これがその摩擦係数グラフ(特許庁側の検索)

やっぱスーパーチャージャーのNinja H2は熱量もパワーもすごいから

何度も300km/h出してると

熱履歴を起こしちゃうのか^^;)、クラッチ板に
そうすると30%の摩擦力ダウンで、もう昔のようには食い付かないと

そんな感じかな?笑

まあ今回はフリクション・プレート、スチール・プレートとも全部交換するので
これでまたしばらくは持つのかな?笑


Ninja H2はクラッチに苦労します!笑


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