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2021/03/11

メグロ(K3)の歴史は、他社とは違う「戦前大型二輪メーカ」

 木曜朝は4.7度!

普通に寒い

でもその位ならライト点けたまま一発始動

うわ、鋳鉄ローターの筋が今日はすごい^^;)
3月11日、震災から10年だからか・・

このブログも10年続いてるから、10年前の3月11日の行動が克明に書かれてるね・・

それに比べたら今はすこぶる平和だ

帰りは11度位、暖かい

もうすぐ桜かな!

もうすぐメグロK3のレンタルバイク乗るから
勉強しなくちゃ!笑

まずギヤ比!(そこか^^;)
バルカンS650、ボルト950と比較してみよう

どうだ、おお3車似てる
メグロK3はものすごく真っすぐのフラットなギヤ比だね!
MEGURO K3 | 株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)
26万円位高いけど

何が高いんだろう?

基本は同じ車体だものね

じ~

やっぱ違いは特別塗装のタンクと

手塗りエンブレムだな

ということでパーツ価格を調べてみた笑

メグロK3のタンクは・・14.7万円
手塗りエンブレムは1個約1.4万円、2個で2.8万円

それに対しW800ストリートのタンクは、8.4万円
ロゴステッカーは1枚671円笑

やっぱタンク系はメグロの方が10万円位高いな

ちなみにメーターの値段は下の表の
上段がメグロで7.4万円、下段がW800で6.8万円
まあここはそんなに大きく変わらない

あとの価格差は何?

分かった、ブラッククロム塗装の各パーツが高いんだ
下の表の上段3つがメグロ、下段3つがW800ストリート
前後フェンダーの値段がメグロの方が結構高い

ブラッククロム塗装はモンキー125のライトリングも高かったからね
この黒リングだけで5千円したんだよ!

メッキリングから

ブラッククロムリングに変更!

こういう各部の質感がメグロは高いだけあってきっとすごいんだよ

そしてメグロブランドのすごい点は
Hisotory: W & MEGURO - The Original Icon Since 1924 | カワサキモータースジャパン特設サイト (kawasaki-motors.com)

「戦前」から「大型バイク」を作っていたこと!
この1945年を境に「戦前」か「戦後」で他のメーカと異なる

戦前に既に500ccの大型バイクを市販し

白バイにも採用されていたのが、メグロのトップダウン戦略(大型バイクから入る)

戦後の1955年には既に

2気筒の650ccバイクまで世に送り出している
ちなみに他のメーカの創成期はどうだっただろう?

私の写真蔵で見るよ笑(出た^^;)

「ホンダ」

戦後の1948年設立

初号機は原付クラスの2ストドリームDだった

まだ車体は自転車で

タンクは湯たんぽだった笑
メグロの戦前500ccのバイクがいかにすごいか分かるでしょう

ホンダはこの時出遅れを自覚していた

1954年のホンダのレース車両はまだ自転車のよう

当時のMVアグスタと比較している

MVアグスタはもうバイク然としたスタイル
テレスコピックフォーク、大容量ブレーキ

セパハンで、エンジンの馬力も全然違う

MVアグスタは当時最新鋭のOHC方式

ホンダは旧式なOHV

ホンダはここから大型バイクに展開していったから
ボトムアップ戦略と言えるでしょう

ホンダはまだ自転車のようなリジッド、MVアグスタはデュアルサス

当時最新鋭のOHCカムチェーン

世界のホンダが、当時はまだこの位の状況だったんです

「スズキ」はどうだっただろう?笑
織機から来たスズキ

やっぱ戦後自転車ベースだ笑

1952年でこうだよ

やっぱりメグロの大型バイクはすごいでしょう

まあでもこうやってボトムアップから来た小さなバイク達に

メグロの大型バイクは食われていったんだけどね

小さなバイクでいかに高性能な走りを実現するか
という大型メグロとは真逆の考え方で、ね

「ヤマハ」はどう?(よく写真持ってるね^^;)

ヤマハはね、1950年頃の創成期はもう立派なバイク然から始まった

自転車ベースじゃなくて普通のバイクだよね

ある意味「ミッドウェイ」戦略とでも言おうか

中間層から効率よくスケールダウン、スケールアップ両方に展開した感じだね

小型にも大型にも対応していったから強かったかな、ヤマハは

以上メグロはこの時孤高の大型バイクの存在だったわけですよ

ということで他社とは違った「戦前の大型二輪メーカ」
(関西のカワサキワールドまで行ったのか^^;)

それがカワサキの前身

メグロです!

という思いを込めて、メグロK3を試乗します!
もうひたるからね笑


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