ページ

2021/01/13

大雪が降るとなぜ車、トラックは動けなくなるのか? ジムニーでの走行経験をもとに検証

 火曜朝は0.5度!


だけど一発でエンジンかかった!
やるなあショーライリチウムイオンバッテリー

帰りは何とか雨やんだ

何とか明日の朝は凍らずに道乾きそうだね
凍ってるとバイクは超恐いからな^^;)


さて以前は水中走行の経験をもとに


台風の水中走行の危険図を描いたけど
https://blueskyfuji.blogspot.com/2019/10/5.html

今度は雪道走行の経験をもとに
雪道の危険を書いてみるよ

今年は大雪でスタック、立ち往生が頻発してますからね・・

まず【除雪路はいいが、積雪路は数倍危険】


2014年2月15日、横浜に大雪が降った時ね


AZ-1の屋根に47cmの雪が積もった時です

道はこのような状態

ジムニーの屋根もこの有様

で、この状態からジムニーは走っていけるんですが笑
タイヤは夏タイヤのMTタイヤです笑

町は立ち往生の車だらけですよ

除雪路や圧雪路ならスタッドレスタイヤが効力を発揮するが

積雪路はだめと思って下さい

ジムニーだと積雪40cmのこの状態でも走っていけるが

それでもかなり抵抗になってることは確か

これはジムニーだからいけるのであって

一般の車は積雪40cmは無理でしょう^^;)
無理するとバンパーがもげてよけい走れなくなります
(私のジムニーは前後ともウレタンバンパーレス)

この日4tトラックも引っ張ったっけ笑

大型車は自重を生かして除雪路なら食い付いて走るかもしれないが
積雪すると途端に厳しくなって立ち往生の危険が増す

その理由は、トラックは通常5%程度の登り勾配で厳しくなるのだが
(10m走って、50cm上がる程度ね)
積雪路の走行は雪が圧縮されて氷となり、それを乗り越えるフェーズが発生すると5%程度の勾配などすぐ形成される

これが更に元々5%程度の坂道に積雪が発生すると、もうにっちもさっちもいかなくなる
5%よりはるかに大きい勾配と、食い付かない圧縮氷の路面

ジムニーも富士山の坂道で40cmの積雪があった時は

このあと登れなかったよ
坂道+積雪はその位厳しい

この日は生活四駆のカローラ4WDスタッドレス車を引っ張ってあげたっけ笑
生活四駆は4WDと言えど街中以外は弱いので注意

積雪は、降水量1mmで1cm位積もるそうなので
もし大雨クラスの80mmの降水量が雪だったら
1時間に約80cm!雪が積もることになる
30分で40cm

つまりうかうかほんの30分経っただけで一般車は走れなくなる可能性があるということだ
大雪のもとでは立ち往生はすぐそこに隣り合わせなんです

この日は、登れなかった同じ場所をMTタイヤにチェーン巻いてリベンジした時ね笑

チェーン巻けば、富士山の坂道も登っていけます

だから高速道の積雪でもチェーンを持ってれば、それを巻いて走破できるかもしれないが
もし降雪時の場合

チェーンを巻いてる30分間の間にさらに40cm積もったら致命的だ

これは遊びで登った時のだからいいけど

悪天候の時はチェーンをもってしても太刀打ちできない時はあると思います

また【積雪路はスタッドレスタイヤよりMTタイヤの方が強い】

MTタイヤ以外にも、スタッドレスタイヤを履いて湯沢の積雪路を登ったことがあるけど

この位の積雪路でスタッドレスタイヤは登れなくなった
積雪路の抵抗に負けて空転してしまうんですね

積雪路で圧縮氷が生成される時は、ブロックタイヤのMTタイヤの方が氷もブロック形状に形成され、食い付くようだ

まあスタッドレスタイヤもチェーン巻けば

この位はいけました笑

あとトラックの場合、注意は

【トラックは勢い付けてクリアするのは危険】

スリップ路面は、助走を付けて勢いよく進入するとクリアできるのだけど

このパネルトラックで勢いを付けた場合、見てたら

路面が雪でデコボコなので、横転しそうになってた!
乗用車と違って勢い付けるのも危険です

今回は雪国のプロの方でもどうしようもない位の大雪だったので
万全の解決策というのはありませんが、少しでも未然に防げればいいですね

0 件のコメント:

コメントを投稿