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2020/01/08

ダカールラリー2020開幕、篠塚健次郎さんの著書を読んで

水曜朝は雨上がりの3.9度
ちょっと路面悪いから要注意だよ^^;)


知り合いのsho5さんもGSX-R125でやってしまったそうです
http://zions5.blog.fc2.com/blog-entry-557.html#more
ものすごくベテランの方ですが

やっぱピレリのスパコルも冬はツルツルか・・
ハイグリップタイヤは要注意ですね・・

ダカールラリー2020、真っ最中です
https://www.honda.co.jp/DAKAR/

昨年に続きホンダは超強力なワークス体制を敷き

昨年惜しくも逃したダカールラリー優勝を狙います!

ステージ3でついにKTMを上回った!

ダカールラリーと言えば
三菱パジェロの篠塚健次郎さんですね
https://blueskyfuji.blogspot.com/2019/12/blog-post_16.html

 篠塚健次郎さんの著書から
「ラリーバカ一代」(2006年著)
「パリ・ダカ13万キロ 風のように」(1997年著)

特徴的なところをお伝えしておきましょう

まず篠塚さんはとても珍しくて
三菱の「契約ドライバー」ではなく、三菱の「社員ドライバー」だった 

だから年間何億円の契約金とかはなく
サラリーマンの給料でドライバーをやっていた 

でもそれを非常に前向きに捉え
三菱自動車の中で 

宣伝部に所属し、車の販促を学んだり
セールス部門にも配属され、車の営業もこなし

またメカニックにも志願し、車の構造を奥深く学んだ 
こうして会社員という地位を生かし、車の様々なことを学んだ 

海外のレースに出た時、契約ドライバーの凄さを目の当たりにした
勝つための貪欲さが違う
契約ドライバーは来期の契約をもぎとるためどんな手を使っても勝ちにくる

会社員ドライバーとしての活動も大事だが
篠塚さんも契約ドライバーに勝つためのモチベーションを持った 

ラグビーのワールドカップもそうだが、日本人が勝たないと話題になれない

三菱の車に乗って、日本人ドライバーが勝つことにこだわった
WRCでもVR-4に乗って優勝をもぎとった 

ダカールラリーでチームは徹底的に「勝ち」にこだわる

そのためにはチームオーダーも徹底されており

その時点で最も優勝に近いマシンを勝たせることにして
チームの他の車はそのマシンのサポートに回らなければならない
自分のマシンのパーツを分け与えてトップの車を勝たせることもある 

あまり知られていないが、篠塚さんの奥さんは、三浦友和さんのお姉さんです

パリダカールラリーはフランスが主催者である
ゆえに日本車、日本人の立場は弱い 

レギュレーションも暗黙的にフランス車が有利となる
具体的にはプジョーやシトロエンなどが優勝の最有力候補だ 

そんな中、苦節12年、1997年にチームオーダーのトップを勝ち取り
三菱自動車、篠塚健次郎さんが日本人初の総合優勝となるのです

そこに至るためには、サラリーマンドライバーとして苦難の連続だったでしょう

でもサラリーマンドライバーで優勝したことが

篠塚さんの誇りかもしれませんね!^^)

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