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2017/06/18

ヤマハMT-10 SPは、史上最強のネイキッド、8時間試乗

土曜はレンタル819のヤマハMT-10を試乗しました!

先月日本で出たばかりの新型です!
過去にMT-03MT-07MT-09に乗りました

MT-10のインプレッションがMTシリーズの集大成になります!

受け渡し場所の丸富オート・ハーレーモール湘南
毎度どうもです

これだ、MT-10

オーリンズのMT-10 SP、200万円の方です!
金チューブがかっこいい!

グロムも金フォーク!笑

グロムもかっこいいなあ、負けてません!

レンタル819はUターン禁止ですからね^^)

いざ出陣です

おほーかっこいい、MT-10

写真写りいい~

オド599kmスタートです
一次慣らし終了と判断笑、程よく回します

【MT-10 SP ヘルメット横映像 総集編はこちら↓】
https://youtu.be/OHZj-0utXgw

試乗しょっぱなの印象「普通のインライン4と違う!」
V型のような音がする
V型のような怒涛のトルクエンジン!

このエンジンは乗ったことがあるそ
そう

ヤマハV-MAX1200の再来だ!

私が昔乗ってたV-MAX(1997~2003)、V-BOOST 140PSの怪物
まさにこのフィーリングだ! 懐かしい~

東名もトルクを路面にグイグイ伝えます

6速100km/h巡航で・・約4500rpm
読み通りです!
過去MT-10のギヤ比を計算した結果はこちら↓
http://blueskyfuji.blogspot.jp/2016/09/mt-10_15.html

御殿場出口混んでたので通過、駒門PAに着きました

PAでも映えます、MT-10
まさにストリート・キング!
ストリーキングじゃないよ)

駒門PAついに新しくなったんだよ~
あの場末のPAじゃなくなったんだよ笑

きれい~

な、爆弾コロッケ定食・・

うおっすげえ

ど~ですかこの見た目
中はすごくスムージーでクリーミーなコロッケでした!

PAは裏手にも一般の駐車場があるね
最近こういうの多いね

あ、Vストローム1000、650と並ぶとMT-10小さいね笑
Vストロームでかいからなあ

ここでいつものキー比較、左がMT-10のキー、右がシグナスX
結果)もうちょっとがんばりま賞~^^;)
キーは大事なバイクのオーナメントのため少しこだわりがあります笑

裾野で出てインター近くいつもの場所へ

花が咲いてメルヘンチックになりました笑

ちょっとワイルドMT-10には似合わないかな?

それでリッタースポーツで公道で14,000rpmなんて回さないので
回したら狂気ですよ

14000回すのなんてほんと富士のストレート位ですよ笑
(Ninja H2)

なので12000リミットに抑えてそのぶん下のトルクに振ったMT-10は

ストリート最強、最適解です!

電子制御サスも一番固くして走ったけど、それでもストリートに合わせてしなやか

まさに主眼をストリートに置いてます

ストリートの荒れた路面に合ってます

リヤビューもかっこいい~

電子制御スロットルのマッピングがすごくて
ライバルのスズキGSX-S1000とは全く違った印象

最も激しいPOWER1で走りましたが
下から勝手に増幅されて怒涛の加速!

私でも「う、わ」と声が出てしまいました(何が私でもだよ^^;)

こいつは乗ってて楽しい!

ハンドル幅はワイドなMT-09よりは狭く感じましたが・・

MT-10の全幅:800mm、MT-09の全幅:815mm、そんなに違わないか、気のせいかな

とにかく乗っててすごく自然なポジションです、全身
ストリートで自然にスポーティに構えたらこうなった、と

言う疲れないポジションです
エンジンの特性からポジションから登場が遅くなった分
かなり時間をかけて熟成したんじゃないかな

インター近くじゃ今日は暑いので、サファリパーク脇まで登ってきました

いや最初ね、MT-10をMTシリーズというのは無理があるのでは?
だってYZF-R1の4発エンジンでしょう、あの超スーパースポーツの

乗りやすさが代名詞のMTシリーズが今まで2気筒や3気筒で来て
 4気筒の高回転型エンジンで果たしてMTシリーズと言えるのかと

勘ぐってましたが、その不安はすぐに払拭されました
YZF-R1のエンジンをものすごくトルキーな
マスターオブトルクエンジンに仕上げてきました!

ここでマクロレンズに換えて細かいとこ行ってみましょう~
今日もレンズいっぱい持ってきたよ^^;)(重たい・・)

特長的なのがこの眼、ん?

ライト下にステダンが付いてます!
(ステアリング・ダンパー:高速時にハンドルのブレを防ぐ)

電子制御だなあ、Ninja H2のオーリンズステダンと同じだ
これはMT-10 SPだけなの? 定かでありませんが
さすが200万円のスーパーネイキッド、最上級です

もひとつ特徴的なのが、このフレームマウントのヘッドライト&メーターユニット
ハンドルを回してもヘッドライトは動きません
ハンドリングを徹底的に優先してます

メーターバイザーは返しが付いてて

抑流効果ばつぐん
直立姿勢のままかっ飛べます

ほんとこのメーターバイザーの有り無し、良し悪しで風の流れ変わるからね
ジャンボジェット浮かす位、風圧というのはすごい力です
四輪で中乗っちゃうとあまり実感ないけど^^;)
バイクだと顕著に身体で分かります

バイクもヘッドライトでデザインする時代になりましたね
車もバイクも昔は丸目で統一の時代だったんだけどな
(遠い昔^^;)

フェンダーの青ラインがかっこいい

フェンダーはインナーチューブを完全に隠します

そしてバリバリのオーリンズリプレイス品のような
金チューブの迫力
後から付けろって言ったら40万円位するけど(Nina H2の場合)
もう最初っから付けちゃった方が得だね^^)

ブレーキはブランド名の書いてない4ポットラジアルマウント

効き自体はほんといいブレーキでしたよ

エキパイきわきわに設置されたオイルクーラー

けっこうアールズも真っ青の大型です

ラウンド型ラジエターといい、冷却系は完璧ですね
200万円分の価値があります

ここに水冷のリザーブタンクが付く、見やすい~

ウインカーこんなところに付いてるのか

すげーピロッて飛び出てる

倒したらクニャ、みたいな
視認性がうるさいのかな

ここのライトカバー横に埋め込み式ウインカー付けても良さそうですね
(変なこと教えるんじゃありません!)

タンク上のライン、デザインがかっこいい

ニーグリップはしやすかった、ちょっとグラマラスでグワシッて締めるタイプ

さすがのYZF-R1系エンジン

ん?クラッチはワイヤー引き?

アシストスリッパークラッチだけどワイヤー引きだね
ワイヤー引きのゴーシュみたいな^^(なにそれ)
ワイヤーでいいんですよ、油圧なんて汚れるし沸騰するし笑
V-MAXの油圧は渋滞並んでたら沸騰してクラッチ切れなくなったからね^^;)
信頼性はシンプルなワイヤー引きが一番
超メガスポーツのZX-12Rがやはりワイヤー引きでした

繊細そうなエンジンサイド、倒したらけっこういきそうだな~

この辺のホース上あたりにエンジンスライダーでしょうか?
付けた方がよさそうだね

奥に直4エンジンが見えます
直4なのになぜかV型のような音、アメ車やV-MAXのような音がします
それがトルクフルな秘けつ? 爆発間隔でそうしてるのかなあ

ステップも繊細で芸術品のような域
リプレイス品のバックステップのような仕上がりです

リヤブレーキのマスターシリンダーはブレンボって書いてあるけど

キャリパーはニッシン笑
変わった組み合わせです
効きはグー

巨大な弁当箱(触媒)が付いてます
ドカ弁くらい大きい、ユーロ4対応?

触媒へは4-2、で2本入っていく、これがトルクフルな秘けつ?
入ったあと1本集合出し

タイヤはBSバトラックス

S20

後ろも同
十分いい性能でした、持ちも良さそう

スイングアームはSPはバフ掛けになるみたいね

そこにオーリンズ、かっくいい~

ホイールもR1ブルー

んでこれがR1同様ぶっとい筒抜けマフラー
内径55パイ位あったかな、強烈です

スリップオンへの交換もできそうな感じでした

リヤの保安部品ユニットは細身だけどしっかりしてた

ブタのお鼻は揺れるタイプ笑
なぜか各車試乗する度にここ触りたくなる

ヘッド、テールともLEDです
200万円出して電球だと怒られそうだし^^;)

テールライト周りにスポイラーが付きます
整流ちびっと変わるかもね、妥協を許しません

チェーンやスプロケは普通

スイングアームは縦剛性はともかく横剛性がちょっと不安になる薄さだけど
R1でも大丈夫だから平気なんだろうね

タンデムステップもしっかりしてて、メットホルダーも標準で付く

オーリンズの輝き

シフトリンケージがすごい、上までおりゃあ
ミッションがいいのかニュートラの入れやすさは抜群でした

サイドスタンドはさすが200万円のバイク
ただの鉄棒だったら怒られそうだよね^^;)

左側のジェネレーターカバーも繊細そうだなあ
ぜったい倒しちゃだめ笑

サイドダクトにヤマハの音叉マーク

ヘッドライト裏に電源取り出し口がある

今風のバイクだね~

オーリンズの電子制御サスは配線がつながってます

トップブリッジ等はメタリックの入った高級塗装

ハンドル幅は普通で、バーエンドのカチ上げもない
自然スタイルです

ハンドルはファットバータイプ、マウントはけっこうトップブリッジから上がってる
ハンドルパイプで上げるとダサいもんね笑

SPのアルカンターラの高級シート
ほんとにいいシートだけど、持ちどうかな~笑

シートは割と固め、疲れずスポーツできる程よい固さでした

右スイッチ、キルスイッチ兼用セルボタンと
設定ホイール(使いませんでした^^;)

各種設定スイッチと、クルーズコントロールスイッチ

これがメーター、SPはカラーで高級感あり
タコの液晶目盛りは非常に細かいけど
燃料計の表示が粗くて(4段階^^;)一気にエンプティ来てまいった笑

【MT-10 SP きめの細かいタコメーターの映像はこちら↓】
https://youtu.be/DQlIACCBnbM

タンク上のデザインがかっこいい~

タンク上は常に目に入るから、気が抜けないですね

しげしげと眺めてて、あそこになんかフタがあると

バネで開く、何の穴?と思ったけど

これがシート外すキーなんですね笑

開けてみました(なかなかシート取れなかった・・)

ABSユニットはここに入ってるのか
バイクは各車ほんと付けるところに悩みますよね^^;)

この物体はなに笑

ワイヤーが出てて、それを追っていくと

どうやら下のマフラーのエキゾーストバルブを開閉してるようです
最近のバイクは色々付けないとならないから大変だね^^;)

車載工具は、サスの専用工具かな、とスパナ1本位です

工具は脇の隙間におまけのように入ってます

タンデムシートは小さいかな~

取っ手もあまりしっかりしたのが無いので、タンデム向きではないですね~

スロットルのPOWER1で、この4000rpm位からズドーンとトルク入るんだよね
MT-10でアクセルワイドオープンする時は気を付けましょう~笑

【MT-10 SP ウォークアラウンド映像はこちら↓】
https://youtu.be/H-Cym3EObPg

【MT-10 SP マフラー近くのエンジン走行音映像はこちら↓】
https://youtu.be/eEko3QNChHU

富士山五合目に急いで登りました
何も見えませんでした^^;)

ワインディングが似合いますね、MT-10

タイヤの端まで使ったった(こらーっ)

いやここだと超ヘアピンなんで使えるんです^^;)

バトラックスS20、ええですわ
ストリートに最適ですわ

ネイキッドだけど、いい意味でフロントに荷重がかかってる

ネイキッドってたまにフロントが軽過ぎて浮きそうだったり膨らんだりする場合があるけど

そこは最小限に抑えられてました

最もスーパースポーツに近いネイキッド、かな

それぞれ良さがあります
GSX-S1000は100万ちょっとで買えるリーズナブルさ(パフォーマンスも申し分なし)

MT-10 SPは高級パーツをふんだんに使ったハイエンドネイキッド

GSX-S1000とは住み分けができるように出してきましたね

ヤマハもリーズナブルな時はMT-09などのラインナップがあります

車重の軽さはMT-09の方が上など

好みに合わせて、どのバイクを選んでも楽しいでしょう

サイドエアダクトとか、デザインがかっこいいなあ

排ガスも全然くさくないし、クラッチもスリッパーで軽いし、ラフに開けても普通に走るし

ほんとにバイクって長い年月の間に、乗りやすいものになりましたね
昔はこのテのスポーツバイクって、すごくハードル高かったですよね^^;)

先週30年前のフルチューンゴリラ乗ったら排ガスのくささに30年前を思い出しました笑
ビッグキャブはVMキャブでラフに開けられないし^^;)

減る時燃料計の目盛りって一気に減るんだよ(4段階しかないから^^;)

いつもの鮎沢PAに来ました

マッスルな姿ですね

最近の車同様、エンジンの隙間がありません笑
ほんとに計算されて作られてますね

昔は隙間からちょちょいとプラグ交換できましたが
これはどうなることやら分かりません笑 まあプラグ自体昔と持ちが全然違いますが

下りの東名右高速コースだと、Ninja H2に比べてかなりサスはソフトです
ネイキッドに合わせて人間も乗り方を換えないといけませんね!

アクセルON時の怒涛のトルクはNinja H2のスーチャーに負けてません
むしろNAでダイレクトに来るため反応的にはMT-10の方がすごいです

トルクは1200ccだったV-MAXにも負けてません
よくもまあR1の高回転型エンジンをここまでトルクフルにしたこと

ワイドレンジなので富士山五合目登りなどはずーっと2速ホールドのままいけます
直線も、ヘアピンも

ブレーキはネイキッドのためリヤがちょっと強めに効く印象(リヤ荷重のバイク)
これもちゃんとネイキッド乗りしないとうまく減速できませんね

V-MAXは超リヤ荷重で(アメリカンバイク系笑)
リヤに大径ベンチレーテッドディスクが入ってましたからね笑
バイクによって様々だなあ

根本的にMT-10はすごーくコントローラブルです

高回転のパンチも生きてます

突き詰めると高回転の伸びって、2気筒よりも3気筒よりも、やっぱり4気筒ですよね

4気筒でありながら、怒涛のトルクも手に入れちゃった、そんな感じです

今の時代、電制スロットルでバーチャルにそのような演出を付け加える面もありますが

それはそれで現代の楽しみ、ですね
たまにNinja H2のようにリミッターですげーアクセル戻されちゃうけど笑

なぜかミラーにgoobike鑑定5のステッカーが笑
ミラーは普通のレベル、見やすかったです

帰り東名秦野中井位で燃料計点滅しだした、いきなり来た、大丈夫かな
けっこう厚木まであるな、どの位持つのかなこのバイク、借り物だから分からない^^;)

厚木下りてすぐスタンド入りました、点滅しだしてから24km走った

ここまで210km走って、ガソリン14.57リッター入った
リッター14.4kmか、けっこうトルクに酔いしれてたので燃費悪くなった^^;)
17リッタータンクだからまだ走れたね

丸富オート近くでもう1回ガス入れて

ごめん1.09リッターしか入らなかった^^;)でも満タン返しなので

トータル今日は223km走りました~

いやあMT-10、いいバイクでした
ハーレー乗りも満足するようなトルクでした^^)

欧州の外車もすごいネイキッドバイクたくさんありますからね、金に糸目つけず笑
日本もそれに立ち向かえるネイキッドがないとですね

ちょっとこのMT-10を超えるスーパーネイキッドはもう難しいですよ笑

個人的には昔のV-MAXを思い出させてくれたMT-10でした


 このあとシグナスX乗ったらすごーく遅く感じたので(当たり前田のクラッカー)
MT-10はすごいトルクだったのでしょう!

200万円の価値がある、MT-10 SPでした~

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