ページ

2015/02/10

懐かしき過去の車バイク技術

今日は帰りで氷点下なりそうな寒さだったね

さて私は30余年間車バイクに親しんできましたが
車バイクの技術は進みました
何でも電子制御

スポーツカーでそれが始まったのは
このR32GTR(1989年)頃からだったと思うけど
FRベースのアテーサ4WDでほんとにスピンしないんだ
親しい友人がこれ買って乗ってたから知ってるけど
後ろがドリフト破綻したら前に駆動がかかって
カウンター当てながら楽々と高速クリアしてしまうんだ

この時代、「硬派」な人は
(この言葉自体が死語だね笑)
そんな車に頼った運転は男じゃねえと言って
あえてGTRでは無い、FRのR32GTSスカイラインを買ってたっけ

今や寂しいかなそんなこと言う人、いないよね笑

最新鋭のNinja H2(2015年)も(写真拝借)
KTRC (カワサキトラクションコントロール)
KLCM(カワサキローンチコントロールモード)
KEBC (カワサキエンジンブレーキコントロール)
KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)
KQS(カワサキクイックシフター)
オーリンズエレクトロニックステアリングダンパー
って、もう電子制御のかたまりだよね笑
どんな危ないことしても全部バイク側がコントロールしちゃう感じ

その技術も試行錯誤です

スキーのジャンプが昔は板を揃えて飛んでたのに
札幌オリンピックの笠谷選手の時代ね笑)
今は板を広げて風を受けながら飛ぶように
進歩のためには技術を変えることもあります

「ホンダの車は空冷にこだわった」

本田創設者の
「水冷もラジエターの空気で冷やすなら
 最初からエンジンを空気で冷やせ」とげきが飛び
長らく空冷にこだわった

ホンダN360

ここまでねじれたベルト駆動をしながら強制空冷とした
しかし時代は水冷に、ホンダも翌モデルから水冷となった

「フロント16インチホイール」
1983年頃、バイクのフロントタイヤは小さい方が
回頭性がいいということになって、各バイクメーカが
こぞってフロント16インチ、リヤ18インチのスポーツバイクを出した
GSX400FWの頃だね

この頃は最強のRZV500RやRG500ガンマも
F16インチを採用してました

しかし時代は変わり
16インチは限界が低いということになって
今ではフロント16インチのバイクは存在しません
F16インチのバイクを見ると懐かしささえ覚えます

「カムチェーンの無い、カムギヤトレーン」
ホンダのハイメカでした
全部ギヤでカムを駆動する

この時代だね、RVF750(1986年)
最終的にメカノイズ、重量などの問題で
これも現在では姿を消しました

「ヤマハのジェネシス5バルブ」
FZ750からはじまるヤマハの大型バイクシリーズは
吸気バルブ×3、排気バルブ×2の5バルブエンジンを擁し
高出力を前面に出した

5バルブの代表作、ヤマハYZF-R1(1998年)

これも先日出たヤマハYZF-R1特集の本を読むと

2007年に5バルブと決別したんだね
メカ点数の多さが嫌われた格好となりました

このように技術は方向性が変わります
変わるけど決して以前の技術が悪かったわけではなく
そうした過程があったから今の最新技術があるんだね

これからどのように車バイクの世界は
変わっていくんでしょうね

0 件のコメント:

コメントを投稿