ページ

2014/09/10

スマイルカーブじゃなくて、バッテン顔(>_<)のような設計難易図

シグナスXのような原付スクーターは
ご存じの通りCVTによる無段変速ですが
確かに自分で自由に回転を合わせられない制約はあるけど
マニュアルミッションは合わせられる)

メリットもあって
CVTはミッションの構造が単純なんだね
ベルト1本とアルミのプーリー板で全て変速できちゃうんだから
鉄のギヤ6個持ってるMT車よりも軽量化できるし

回すのも軽いから
滑ったような走りしてる割にはスクーターは燃費が良い

ツーリングだとリッター42km位走るから
300km走っても7.5リッター程度の給油で済む

またコンパクト設計で
ミッション部もすぐ分離できるようなスクーターのエンジンは
こんなところにも流用されている

BMWの新しい電気自動車i3
レンジエクステンダー(発電用)の650ccエンジン
すまん日経さんの写真借りるよ
これは実はBMWのスクーターC650のエンジンだそうです
http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=32128

こんなところで二輪と四輪の技術交流が笑

さて現在の自動車開発は
異種格闘技戦のようにてんこ盛りと先日書きましたが
新しい世界のエレキ設計やIT対応をおろそかにしてはいけません

例えば電子回路はただつなげばいいってもんじゃなくて
ウイスカ現象では(なにそれ)
自動車メーカの根底を揺るがしかねない問題に発展する場合もあります
http://eetimes.jp/ee/articles/1201/11/news083.html

そういった難しい課題を解決できる
エレキパートナーと組んでくのが最善策ですが
そのパートナーが信頼できるパートナーかどうか
しっかり見極めることも必要でしょう
敵か、味方かの判断を

熟知してる同じ自動車メーカどうしの提携でも
うまくいかない時があるほどだから
異の世界のパートナーはもっと難しいかな?

右手で握手しながら
左手でクロスカウンター打つようになったら終わりです

最近は朝日新聞の自動車関連記事も
こんなんばっかだからね・・↓

思うに
テクノロジーが進化して
車は開発するのが大変になったよね
メカ、エレキ、IT、全部対応

逆に家庭用のデジタル電化製品はテクノロジーの進化で
誰でも作れるようになって、商売が難しくなったよね

図にするとこんな感じかな(うわ・・)
そう実は感性に訴えるバイクの開発が
一番平穏なのでは?笑

バイクの世界は
ハイブリッドの話も出てこなけりゃ、エアバッグも関係ない
自動ブレーキもないし、自動運転なんて夢のまた夢です

新型MT-09のセールスポイントは
従来の技術の延長の
エンジン(新型3気筒)、乗りやすさ(構造設計)、デザイン、です
開発視点で見ると
バイクの世界は比較的平和なのかもしれませんねえ

とはいいつつバイクの世界も電子制御は確実に増えてきてます
電子制御のABSも台数が増えてきました
安全を担保するにはエレキ技術の対応も必須だし
対応できないメーカは淘汰されそうです

逆に車も、バイクの感性に訴える部分を
学ぶべきかもしれませんね

あー作る方は大変だ
乗る方は気楽だけどね笑

0 件のコメント:

コメントを投稿