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2014/06/18

バイクは娯楽性の高さが弱点でもあり、また魅力でもある

今日は会社の帰り、ナップス港北NT店へ
 シグナスXのパーツの色に合わせて
だいだい色のヘルメットを探しにいったが、いいのがなかった

アゴが上がるタイプのフルフェイスヘルメットがいいんだけどね
唯一OGKのアフィードというヘルメットでだいだい色があるけど
(ワンピース仕様笑)
残念ながら店にこのデザインは置いてなかった

店頭の展示車(SP忠男マフラー付き)
PCX125かな、とカワサキのZ250かな
最近は若者向けの125cc、250ccが人気だね

さて、バイクは車に比べて「娯楽性」が高いです
大きなバイクは、実用的にあまり使えないからね

車は生活にも使うから大抵の人が免許取るけど
バイクは生活には困らないので免許を取る人は少ない

車の免許を取る人、年120万人に対し
バイクの免許を取る人、年28万人程度
(大型二輪+普通二輪)
実用的に使えないからライセンシーが少ないのが
バイクの弱点

弱点だけど、だからこそ実用性にとらわれない
独特の進化を行っているメリットもある

その項目を挙げてみると・・

・バイクは「スポーツ性」が異常に高い
車の世界は、実用性が大事なので
室内の狭い「2ドアスポーツカー」は死んでます

自動車の形状別に販売台数をグラフにすると、下図の通り
一番下の青い部分が2ドアスポーツカーだけど
もう消えてなくなりそう?
比率1~2%ってとこです

ちなみに車の世界はマニュアルミッションも、絶滅危惧種です
マニュアル車の比率、やっぱり1~2%ってとこ

しかしバイクの世界、大型バイクの世界は
実用性なんか気にすることないから
いまだにマニュアル車が大半を占めてます

新型でバイクが出ても、当然6速マニュアルミッションです
(写真は先週乗ったヤマハの新型MT-09)

スポーツ性もありあり
富士山五合目のワインディングを軽快に登ります
車の世界ではもう味わえない世界が残っている
ここがバイクの良い点です

・「ヴィンテージの新車」の世界がある
最新の使い勝手なんて関係ないので
逆に「キック」を売りにしたバイクが今でもある

印ロイヤル・エンフィールド
http://www.royalenfield.co.jp/
もうキック始動の姿をトップページに持ってきてます

モーターサイクルショーでも人気
最新技術のスポーツバイクだけでなく
こういった懐古趣味的な雰囲気を安心の新車で楽しめるのも
バイクの良い点ですね

・「挑戦」する世界がある
大衆の誰もが乗れること、なんてのは関係ないので
こんな「果たして人間が操れるのか?」みたいな大きなバイクが出てくる
コアな人はこういうものに挑戦したくなるもんです
「やってやろうじゃねえか」って

「乗りやすさ」なんてのも関係ないので、そんなことより
とにかく300km/h出ることを目指したバイクもあります
こんな強靭な世界を味わうことができるのも
バイクの醍醐味です

・「若者の夢をかなえる」資質を持っている
「ゼロヨン13.1秒」1981年当時
これが私がバイクの免許を取って初めて買ったバイクです
ヤマハRZ350、先輩の中古で14万円

若いなりにも、誰よりも速いバイクがほしい
2スト?燃費なんてどうだっていい
最高の加速を

当時、車でゼロヨン13秒台を出す車なんてのは存在しなかった
日本車はもちろんのこと、1千万円超のスーパーカーでもどうだか

それを、とことんまで追い詰めたRZ350が
免許取りたての若者にも買えた
そんな、車では味わえない世界をバイクは持っている

ということで、実用的に使えないバイクは本当に必要なのか?
とか言われがちだけど
世の中見渡したらテレビの番組だって娯楽番組が大半を
占めているように、別に実用性にとらわれなくてもいいと思う
割り切って、バイクは娯楽性で突き進めばいいんじゃないか

それで、魅力的なバイクをこれからもどんどん出してくれると
我々ユーザとしては、いつまでも楽しいもんです

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