ページ

2014/06/03

カスタムの変遷30年 ~市民権を得る~

昨日シグナスXのボディにバリアスコート塗ったら
なんだかやっぱりキラキラ光の反射が違う
(写真じゃ分からないか・・)
きれいになった
もうピュッと吹いてサッと拭くだけだから
最近のワックスは簡単だよねえ

さて車バイクの世界は
だんだん排ガス規制が厳しくなったり
安全基準が厳しくなったり
厳しくなっていく一方のような感じがしますが
1点だけ実はユルくなった点がある

それは改造(カスタム)です

私が若い頃、1980年代は(ふっる~)
改造というのは一切不可だった
とにかくちょっとでもサス(車高)換えたらだめ
ハンドル換えてもだめ
フォグランプでちょっとでもバンパーより出っ張ろうものなら
もうディーラーは入れなかった
(入っても受け付けてくれなかった)
法律上は、ノーマルでしか乗れませんでした
・・でも改造してたけどね(ええっ)

それが1990年に入った頃かなあ
これらの車が出始めた頃に転機を迎えた
90年代の代表車種、R32-GTRと、スープラ
「車検対応マフラー」なんて言う
なんとマフラー換えても車検通るものが出てきた

あと「公認車検」と言う
構造変更申請すれば改造車でも車検が通るなんて
夢物語みたいな世界がやってきた

今となっては、この車のように車高を2インチ(5cm)も上げても
構造変更も無しに車検がフツーに通るようになった

ディーラーのトヨタ系列自身が「車高調」を売る時代です↓
https://toyota.jp/86/dop/package/index4.html

私ら若い頃車高調なんて入れたら
即逮捕!みたいなイメージだったからね笑

このAZ-1の車検対応マフラーも
日産のディーラーで入れました
日産があのフジツボマフラーと提携しているのです

つまるところそうやってカスタムする遊び心を
プラスに考えて販売につなげるようになったのですね

カスタムは人の心をひきつけます
ディーラーのノーマル車両を素のおいしい素材の大根としたら
(大根かよっ)
カスタムする人はシェフのような、大根を調理しておいしくする人
いろんな調理のしかたがあります

はるか宮城から、厚木のワイルドグースに
ジムニーコンプリートカーの製作をお願いする方だっています
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/rv4wildgoose/diary/detail/201406020000/

ここまでバラして、フル改造するのです笑↓
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/rv4wildgoose/diary/detail/201404110000/

素人も見よう見まねで、ささやかな自分流の家庭料理を行います

昔乗ってたV-MAX
US-KERKERマフラー:5.5万円
BEETバックステップ:4.5万円
HARDYアップハン:1万円だったかな

このツチノコみたいのは何でしょう?笑

今乗ってるCRM250Rに付けるとこうなります
バルブのない2ストロークエンジンのチャンバー(膨張室)と言って
抜け過ぎる生排気ガスを脈動効果でシリンダーに戻す形をしてます
2ストロークはふん詰まりの方がパワーが出るのです笑

こうやって楽しむのですね
結局そういうことが好きな人が
車バイクの世界に長く残ってるような気がします
生涯お客さんとなるわけですね

私のジムニー改も出先で一度4WDが抜けなくなって
おそるおそる御殿場のスズキのディーラーに持ち込みましたが
診てくれるかな・・と心配でしたが
(80年代のディーラーだったら「出て行ってくれ!」の一言で終わり笑)
嫌な顔ひとつせず親切にタダで直してくれました

いい時代になりましたね・・
ほんとはもう二度と来ないでと思ってたかな?笑

0 件のコメント:

コメントを投稿