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2013/12/03

MTからMTへ

日曜の朝日新聞に入っていたこのGLOBEの
2050年クルマ進化論」がかなり面白い記事だった
やるじゃん朝日新聞

車の将来のことが書いてあったんだけど
車は今後新興国を中心に現在の4倍の40億台になると
予測されてるそうだ

そこで大渋滞が発生すると
経済活動に問題が生じるだけでなく
健康や食料輸送も危うくなると記している

なるほど、やっぱり物流は大事だね・・
私はそれを2011年3月の大震災後に経験した
物流が滞ると、店には買い占めが起こり
ダブルパンチでモノがなくなるのだ
これは休んでる店じゃないよ
買い占めパニックで食料品が一切なくなった
相鉄ローゼンだ

車の将来像は
全ての車がITを駆使した自動運転カーになって
人間が公道を運転するのは禁止になると書いている

ガーン、もう車を運転して楽しむことはできなくなるのか・・
永続的じゃないんだ・・今の私の趣味
まあ車バイクを心底好きな人の人口はわずか約200万人程度
なくなっても影響は軽微か
チョロチョロ動くオートバイももう禁止かな

その他自動運転社会になった時の推測

・運送ドライバーの仕事が減る
ITが自動運転してくれるんだから減るよね・・
これまではITの登場でネット通販が隆盛を誇り
個別運送の仕事は大幅に増えたが
今後はITのせいで減ってくんだね・・

・趣味の車雑誌の仕事が激減する
これもまたしかり
ドライビング・プレジャーという言葉は死滅するでしょう
いや、ドライバーという言葉自体なくなるでしょう

・全年齢が対象になる
自分で運転しなくていいわけだから
かなり高齢の方とか、かなり子供の方も
自動運転カーの対象となるでしょう

・運転免許証も不要になる
子供だってピッポッパで行き先指定して
車で移動するかもしれません

そうなるともう車じゃなくて、電車だよね笑
マイ・トレイン
略して「MT」
車の運転操作を楽しむMT(マニュアル・トランスミッション)から
車を運転しなくて済むMT(マイ・トレイン)への移行だこりゃ

ITによる自動運転が普及すると
主導権を握るのはGoogle等のIT業界か
それとも自動車業界か、と記事では書いている

たしかにそれはどっちに転ぶか分からない
例えば長距離バスの第一人者ウィラートラベルはIT業界の勝利者で
自分自身ではバスを1台も持たずWebの予約システムだけで席巻し
バス会社は全てその下請に回った

そうなると私はそれに加えて
国同士の主導権争いが勃発すると思っている
自動運転規格の、ね
電気自動車の給電規格のチャデモとコンボの争いは
記憶に新しいところ

最後に忘れてはならないのは
自動運転が絶対ではないということ
また天変地異が起こって、システムが動かなくなった時
自動車が全部動かなくなってしまったでは
意味がありません
十二分に経験したでしょう

そんな時、自分で運転できるオートバイがあれば
多数の人が有効に道を移動できて
多くの人が助かるかもしれません

世界に量産車のT型フォードが登場してまだ100年足らず
日本では実質戦後の普及だから約50年程度
そのわずかな期間で車は大いに進化しました

今後50年~
車はどうやって進化していくんですかねえ

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