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2012/11/16

ベクトルの統一

うはー早くもビンテージカーのXデーが来た↓


ドゥーシボピンチ
AZ-1やCRM250Rも危うし(共に1993年式)

部品共用し過ぎると危ねーって以前私も書いたっけ

今回のリコールの件、ちまたの反応を見ると
トヨタの話題にまでしかなってないが
有価証券報告書の出資先などを見ても分かる通り
トヨタ車のステアリングギヤボックスはよく
部品メーカのジェイテクトが作ってたり
ウォーターポンプはアイシン精機が作ってたりする
そう、トヨタ自身が作っている訳ではないのだ
それぞれの部品の専門家に任せているのだ

トヨタは部品のコーディネーター
どちらかというとサッカーの監督に近いかな
監督自身はサッカー(モノづくり)をやっている訳ではない
全体の指揮、森を見るのと、対外的に責任持つのは
監督(トヨタ)の仕事
それはそれで重責だ
(もちろん全体をまとめる設計はしてるでしょう。
 個々の部品だけじゃあ車は動きません)

でもリコール出した部品メーカも大変だろうなー
たぶん麻雀で言うと
役満ぶっ込んだ位ダメージ大きいと思うよ
大変そうだったからね

でも自動車業界は
自動車メーカと部品メーカのつながりは強い
系列の部品メーカはトヨタ一筋が多い
他の自動車メーカとはあまり組まない
1社依存は何かあった時危険なのは分かっているが
分かっていても、トヨタに忠誠して他と組まない
グローバル展開も基本はトヨタとしか行わない
世の中のトレンドとは逆だ

これが電機の世界だと
村田製作所の部品も、京セラの部品も
日本の電機メーカ製だけでなくて
iPhoneにでも何でも入ってるけどね

結果論で言うと
自動車業界のこのファミリー的な結束
ある種非効率な運営の方が
生き残る力は強かったのかもしれない


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