ページ

2012/07/02

アラカルト・チャレンジと、ダックテール・ビジネス

日曜は新横浜プリンススケート場にお邪魔しました
神奈川スケートリンクが今日は一般休場だったんだね
そちらの方がいっぱい来てました
(みんな考えることは一緒笑)
今日はスピードで2時間頑張った
太もも張った張った
だんだんこんなのができるような気がしてきた
(気のせい気のせい)

ほほう、こういうフルスペック経験ないから
旬なんだろうね、フェラーリも売れてるらしいし
1980年代はまだバイクなど全然走ってなくて
自転車と人民服だったのにね
父の知り合いの中国から来た方がうちの実家に泊まった時
Mr.マイケルジャクソンのスリラーのLPレコードあげたら
たいそう感謝されたっけ

さて車バイク先進国の方はどうかというと
ピークパワーの時代は過ぎました
F1を観ていても、昔は3500ccだった排気量も
今は2400ccです
2014年には1600ccターボのみになる予定です
(テンロクだ)
なおモトGPの世界は例外的に排気量が上がった模様
(900→1000cc)

市販車の世界も日本では
レーサーレプリカ時代の1990年代に
ピークパワー時代は一旦終わり
(NSR250R、CBR400RR、VFR400Rの類)
2000年代に大型バイクが再度ピークパワーを迎えるが
これも終えんした感はある
(ハヤブサ、ZX-12Rの類)

車も2000年頃の第2世代GTRを持って
3リッタークラスのパワーウォーズは終わり
その後ランエボとインプにダウンサイジングして
2リッター最強を競い合ったが
これも過去のものになろうとしている

携帯電話もどんどん機能が膨らんで
全部入りになった後、いったんはじけて
ハード的な機能が縮小されたスマートフォンへ

テレビもプラズマ、液晶、地デジとどんどん綺麗になって
フルスペックハイビジョンになったところで
販売人気は止まった

伸びている時は商売は楽だ
パワー至上主義なら、とにかく高出力で速いバイクを
どんどん出せばいい

でも速くなり過ぎちゃって、速さで革新できなくなると
ではなにで塗り替えて売っていこうかとなる
落ちている時の商売は難しいのだ

とにかくいま世の中、全部落ちてるよね
パワー、排気量、車バイクの人気、保有台数
人口もか、道路予算とか、円の為替レートも
私のスケートの体力も笑
グラフにするとこんな感じ?↓
 今後どんどん落ちていく一方なのか?
これを伸ばしていくにはどうしたらいいのだろう?

馬力で売れないのなら
馬力以外の何かで売っていかねばならない
それは、「味」かもしれない
車バイクの、味
速くなくても、カッコイイと思える何か
ハーレー人気がこの類かもしれない
個性豊かな昔の旧車かもしれない

実用車もいいが
それだけだと新興国に飲まれて
レッドオーシャンになることは必至

もちろんピークパワー、絶対速度の世界も大事だ
ニュル最速を狙ったR35GTR
3500万円のレクサスLFAは
一般庶民には関係ないかもしれないが
必要なもの(技術)だと思っている

一般人には関係ないと言えば
スーパーコンピュータの「京」もそうだ
世界最速のおかげで富士通の技術者は
講演にひっぱりだこだ
そこから活動や産業が芽生える

もしくは決まった枠、制限された排気量の中での
最高技術を狙うのでも構わない

そういう難易度の高い最高技術を追求する
「ディフィカルト・チャレンジ」なる言葉が存在するが
それに対して「味」を追求するのは、個々の楽しみ
「アラカルト・チャレンジ」とでもしておこうか笑
この両方を狙ったのがこれかもしれない

個々の人気が下支えするという意味では
「ロングテール・ビジネス」なる言葉が存在するが
それに対して旧車のような魅力ある車を再認識して
人気を復活し、数字を伸ばすビジネスを
「ダックテール・ビジネス」とでも名付けようか笑
こんな感じ?↓

ダックテールの尻上がりで有名な
往年のギャランGTOの曲線
すみません写真はここからお借りしました
ここの方の情熱とデータベースは感嘆します

0 件のコメント:

コメントを投稿