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2012/05/13

映画「キリン」で、ずっと鳥肌

土曜は映画「キリン」を観てきた
やっと神奈川で上映開始したのだ
限定2週間上映だけど

私が観る映画にしては割と混んでる
観客を見ると、同年代のオジサンが多い笑
昔バイクに乗ってたであろう
ひとクセもふたクセもありそうな方達(俺も?)

いやこれはピンポイントで共感した
たぶんバイク乗ってた人じゃないと分からないんだと思うけど
この戦闘的な集合管の音を聞くとゾクゾクッとくる
そういう世界で生きてきたから、昔を思い出すんだ
正直観ている間ずっと鳥肌立ってた

戦闘的な集合管の音とは、これね笑↓

原作と違い、時代設定は今だけど
(だからハヤブサやGSX-R1000も出てくる)
あえて空冷のカタナと空冷のポルシェにこだわる
ともに80~90年代のバイクと車だ
(ここは原作通り)

劇中で最新型に慣れた現代の若者がカタナに乗ったら
車体がブレまくって全然スピードが出せない
私もそれをV-MAXで体感した
ある一線を越えると車体は針金細工のように華奢になる
ZX-12Rとは隔世の感があるのだ
ポルシェは買えないので共感できないが笑
バイクなら共感できる

映画のシーンを一瞬観て、あーこれは伊豆スカのコーナーだ、
ターンパイクの料金所だ、足柄SA手前の高速コース合流だ
とか景色が全部分かる俺もすごいけど笑

カタナ乗りの人もポルシェ乗りの人も、結構地位のある人なのに
ハンドル握ると人が変わる笑
というか仕事でも何でも負けず嫌い
「ポルシェはバイクと似ていて、
誰でも速く走らせることができる訳ではない、
あなたのポルシェと私のカタナ、どっちが速いんでしょうね?」
だったかな、のくだりがグッとくる
「ポルシェ乗りとしての礼儀は尽くさないと」と紳士的だったのが
ハンドルを握ると
「俺はチョロチョロするバイクが嫌いなんだよ!」
これも四輪から見たらその通りだろう

こういう物語はその世界を知らない人が作ると
チープで共感できない内容になりがちなのだが
この映画はそんな心配は無用だった
マシン提供はここのショップだった(本物)↓

壮絶なラストシーンは原作と一緒だった
(劇中ベッドシーンが多いので子供は観れないよ笑)

今の時代はこのような路上経験を積むのは難しいのだろう
(新設された共同危険行為で即検挙)
だからこういう映画とか、ラジコンの世界でドリフトとか
マンガの世界(頭文字D、湾岸ミッドナイト)で観て楽しむ
しかないのだろう
時代は変わった

映画の帰りはのんびり小田原の林道へ
こういう道はたまに走ってあげないと
道が消えてなくなっちゃうからな笑
(廃道になる)
春の新緑の香りでした

夜はひさびさゴルフ打ちっ放しへ
最近スケートづくしで行ってなかったけど
銀河アリーナスケートも先週で今季シーズン終了したしね
今度はゴルフで運動しておきますか

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