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2011/10/20

熱中時代

よく企業などではどんなにいざこざがあっても
大人の対応をして絶対怒らないんだけど
最近ちょっとスズキ vs フォルクスワーゲンとか
オリンパスの社長解任劇とか
大王製紙前会長の100億円バクチとか
会社の株価を揺るがす騒動を引き起こしてるね
SUZUKI vs VWもあそこまでこじれるのは珍しい
だんだん子供の言い合い合戦になってきた

100億円使い込んじゃったのも
ギャンブルで身を滅ぼす典型的な例
とにかくバクチは人を夢中にさせる

車も昔そのケがあった
ものすごい価格の車を買ってあえいでいた人が昔はけっこういた
高い車であればあるほどスリルを堪能できるのだろう
なにせ人間はスリルを求めるもの

付加価値つきまくりの異様に高いスポーツカーもその一種だろう
そんなに金注ぎ込んで速いの買ったって日本は100km/hまでなんだから
違法なだけじゃん
と頭の中で分かってはいても昔の人は(私は笑)より速い車、バイクを
盲目的に追い求めた
まるでクラブの妖艶な女性に魅了されてしまった男の悲しい性のように
高い酒とは分かっていてもどんどん注ぎ込んで貢いでしまう

昔の1千万円級のNSX等をクラブの高級バーボンとするならば
さながら今の廉価コンパクトカーは家で飲む発泡酒だろう
ある意味アルコールにかわりはないので、それでもいいのだ

でもそういう付加価値を大事にしていかないと
車は衰退していくのではないかと思っている

地球の環境エコロジーって、本音言わないでしょ
そんなに声高に地球の環境エコロジーを叫ぶなら
人間なんて少ない方がいいに決まってる
地球のエネルギーを使うものが少なくなるわけだから
でも少子化を推進なんて絶対言わないよね

車だって環境エコロジーを最優先するのなら
車なんて走らない方がいいわけだし
電気自動車と言えど作らない方がエネルギーの消費を抑えられる
(だいたいボディの鉄板を熱く伸ばしてどれだけのエネルギー消費してるのか)

とまあそのまま真面目に進むと
車、バイクでドライブ、ツーリングして無駄に距離走るのなんか
ご法度位の勢いになっちゃうかもしれないじゃん
もう人々を夢中にさせる高付加価値のものはなくなっちゃったというか
ホッピーみたいな日常車でもあまり乗るな買うな作るななんてなりかねない
(もう「トヨタ・ホッピー」みたいな名前の車出しますか笑)

ここはひとつ、ゆるぎない自信で人々を惹きつける逸品を用意しないと
みんな車に対してソッポ向いちゃうかもしれない

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