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2011/08/24

カーボンが通用しない世界

昨日のブログの続きになるが
カーボンボディ等による車の軽量化は
なにもスポーツカーのものだけじゃなくて
ラグジュアリーカーの効率化にも貢献できるし
エンジンのダウンサイジング化で低燃費化を図るのではなく
軽くすることで低燃費を目指すという手にも活用できる

とにかく昔の車を知ってる人から見たら
昨今の車は重くなり過ぎた・・
昔のS30Zなどは2,000ccでも1,050kg位しかなかった
それが今や2,000ccの車は1,400~1,500kgあってもおかしくない
その差1.5倍
昔の軽快な走りの楽しみというのは
今は味わえないかもしれない
人間だって自分の体重の半分の重さしょったら
動きかなり鈍くなるよね
まあその分いまの車は頑丈で安全なんだけどね

そういう人間の感性に響く面とか
後は難易度?てのも必要かもしれない

例えばフィギュアスケートは難しい技がいっぱいあるから
挑戦しがいがあるというか、飽きない
(ほとんどできないんだけど笑)

山登りも難攻不落なほど攻めがいがあるよね

最近近所の小学生もこれやってるんだけど↓
ドリフトスケートっていうの?
何だか難しそうで挑戦したくなるよね

最近の車は乗りやすくなり過ぎた・・
もうシンプルな足踏み式のクラッチでいいから
簡素化して軽量化して、出した方が
結果的に皆食い付くんじゃないの

古い人間はヒールアンドトゥ決めるのが快感なんだよ
(ブレーキ踏みながらアクセル当ててシフトダウンの回転を合わせる)
最近はクラッチペダルもヒールアンドトゥも
死語に近いからな
(国内の新車の90%以上オートマ車なんだっけか)
軽い車で機敏な動きでそれやってみ
小が大を呑むじゃないけど

まあとは言っても軽量な車作るってのは
今の時代、現実難しいのだが

そこでだが
実はもう超ライトウエイトに仕上がった乗り物はある
それはスポーツバイクだ
例えばZX-10Rなど
もうフレームも鉄など使ってない、アルミ中空フレームだし
カウル類も全部プラスチックだし、エンジンも極小だし
重たいものがない
変な話いまから全部車体構成をカーボンにしても
大して効果がない位、軽量化が既に実現できてる

排気量1,000ccで、車重約200kg
車にしてみりゃ2,000ccの車で、車重400kgみたいなもの
(人間の重さ入れてないけどね)

最高出力200PSで、車重約200kg
パワーウエイトレシオ1.0kg/PS
そんな市販乗用車などない
R35GTRの530PSで、車重530kgみたいなもん

このZX-10Rの、人間のトップアスリートみたいな車体構成↓
ほれぼれするよね
エモーショナルを阻害しない範囲でサポートする
走りの電子制御
(ちょっと仕事柄設計絡んでそうですが・・)

この冒頭の機敏な切り返しがライトウエイトの証し↓

こういったのがバイクの世界ではウジャウジャいて
スーパースポーツバイクでなくとも
オフロードスポーツのCRM250Rだって
GTR125の車重と同じ位に絞ってる(乾燥114kg)

ということでライトウエイトスポーツを手っ取り早く堪能するなら
バイクだな笑
その代わり頑丈な車とは比べ物にならない位危ないけど

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