ページ

2011/07/05

オートモービルと、オートモバイルを目指す

電気自動車ネタ
バッテリー交換ビジネスがアメリカで始まろうとしている↓
へぇ、いろんなこと考えて実行するのはいいことだね

ま、バッテリー充電する長時間待たなくていいけど
ちょっと盲目的にならずに厳しい目で見て
正直一言で済ませてしまうと
「そこまでして電気自動車にしたいか?」となる

ガソリン車でも特段不満があるわけではないからねえ
別に今のままでもいいんじゃないの、となる気が

何よりこんな交換インフラ何ヶ所も作ったら
結局高い電気代になるんじゃないの
(電気代安いメリットがスポイル)

そもそも日本でこれやれるのだろうか
充電して金取って、て禁止されてる売電に抵触しないだろうか
一旦電池かませばいいのかな
まるでパチンコの景品みたいだ笑

まあ有限資源の石油を使わないように
という電気自動車のメリットはあるかもしれないけど
厳しい見方をすると電気自動車になったって
モーターの原料にレアアースという希少地球資源を
大量に使うわけだからね
資源的に悪いところもあることはある

ということで電気自動車のメリットが「エコ」だけだと
はっきり言って訴求力が弱い

ガソリン車と同等程度ではだめで
相当上回るメリットがないと市場のリプレイスは難しい

買う時補助金いっぱい出るから、というのは
考え方によってはデメリットにもなると思う
1台に付き何十~百万円も国や自治体に
負担をかけているうちは個人的には買いたくない
(あくまで個人的見解ね)

過去のメカ→電気リプレイス成功の事例を見ると
列車がきっとそうだと思うが
蒸気機関車やディーゼル機関車から
電車に置き換わったよね

ただこれは環境いい理由で電気にしたというよりは
電気にした方が燃料の継ぎ足しなしでずっと
走れるようになるという大きなメリットがあったから
置き換わったんだと思う

でも電気自動車はそうではないよね
今の電池の性能では逆に
航続距離短い、充電にしこたま時間かかる、だよね
ガソリン車以下の価値でしかない

この部分は現時点ではどうしようもないので
それ以外の面で、デメリットを凌駕する大きなメリットを出さないと
ガソリン車を超えることはできないと思う
ましてやガソリン車も負けじとスカイアクティブとか
頑張って進化してるからね

その別の面の目指すメリットの一つは前にも書いた
電気自動車が「電源基地」になること
家に停めてる時は家で使うパソコンも
車のCPUが担えばよい
キーボードや液晶などの入力端末も
電気自動車からの非接触給電もしくは車との有線接続で
パソコン関係の電気を全て電気自動車に委ねれば
パソコン分の電気は昼間電力会社の電気を使わなくて済む
車は大きなサーバ機能も積んで
さながらミニ・クラウドを目指す
移動先でもフルにデータを活用したPC運用ができる

もう一つのメリットも以前書いた
電気自動車が「通信基地」になること
これからの時代、世界のインターネットをつなぐのに
何千kmもえっちらおっちら海底に長~いケーブル敷くのも
アナログちっくのような気もする
LTEのように高速度の通信技術が発達すれば
衛星無線通信でもレスポンスよく通信できるようになると思う
電気自動車はその通信の移動基地になるべく
ユニコーンのように電波を受信して
社会やオーナーの役に立つ

というようなことをやれば、多少航続距離などの問題あれど
そんなデメリット払拭して置き換えが進むんじゃなかろうか

車を英語で言うと「オートモービル=Automobile」と言うじゃないか
これで昨今人気のあるモバイルにちなんで
「オートモバイル」という呼び名も目指すのだ

0 件のコメント:

コメントを投稿