中国で痛ましい列車衝突事故があって非難を受けてますが
どの国だって黎明期は大きな事故があったもの
列車は軌道がとても安定していて
大量に人や荷物を運ぶことができるが
反面、車と違って衝突しそうになった時
ハンドルを切ってよけることができない
また止まりたくてもすぐ止まらない
(日産GTRの制動距離とは雲泥の差)
諸刃の剣だ
諸刃の剣だ
だからこそ高度な列車運行システム(ATC)が必要になるのだが
これは一朝一夕では確立できないだろう
研鑚が必要であり、まだまだ日本が進んでる
このように強みを生かさないと日本は食ってけないんだけど
いまどんどん仕事が国外に出ちゃってね
JAMAに新しい統計が出た
日本の自動車産業 2010年の集計
国内の二輪車の生産台数と、国内での販売台数を
JAMAに載ってるグラフでなく逆に表にしてみた↓
国内の生産台数と販売台数の差を出すと
輸出入が何台なのかが分かる
結果、安くて簡単な原付ほど輸入に頼っていることが分かった
50ccなどは国内生産8.7万台に対して販売台数23.1万台だ
相当な数を輸入して国内で売ってる
これじゃ日本国内の製造業や日本人向けの仕事は減るよね
まあ輸入と言っても海外のホンダ製やヤマハ製を仕入れるわけだから
日本の企業にとっては儲けになってるけどね
日本の労働者にとっては厳しい
125ccクラスも輸入の方が多い
確かに知りうる限りでは
ヤマハ・シグナスXは台湾ヤマハ製
スズキ・アドレズV125は中国製
ホンダ・PCXはタイ・ホンダ製だ
私のヤマハGTR125もスクーター天国の台湾製だ
(並行輸入のフルパワー)
これが大きくて高度な大型バイクになればなるほど
日本の技術力の強みを発揮し
輸出の台数がうんと大きくなる
251cc以上などは38.7万台の生産に対して
日本国内の販売(需要)は2.5万台(それも寂しいが笑)
おお日本の仕事を支えてますね
確かにハヤブサとかGSX-R1000とか、ムテキングだもんな
車はどうだろう
やっぱり3ナンバーの高級車になればなるほど
国内生産比率高いね
国内生産484万台に対し、国内販売は僅か141万台
輸出で外貨を稼いでる
ていうか全域において輸入に頼ってなくて
国内の車は全て自給自足でまかなってる感じ
かなりMade in Japanの牙城を守ってる珍しい例
今やもう、テレビやパソコンやその他もろもろ
Made in アセアンだらけだもんな・・
車とて今後電化やデジタル化が進んだりしたら分からないよ
今の電化製品と同じアジアEMS製造化が進むかもしれない
そうなったとしてもやはりハイエンド設計は続けて
高級車や最高性能のスポーツカーを今後も築き上げて
それは日本人にしか作ることできなくて、日本人の糧にしないと
やばげだね
ものづくりを半ばあきらめて金融業で潤い国を支えるってのもあるけど
(イギリス、スイスなど)
個人的に金融の前にプロダクトがあると思ってる
モノを創造してお金が生まれ、そこから利殖を増やすのだから
よく「人が前」と言う言葉が使われますが
それをもじって「道具が先」と思ってる
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