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2011/04/21

ジムニーに続け

昨日のブログの続きだけど
小排気量、少気筒、低振動エンジン

1つ内燃機関で低振動を狙えるエンジンがある
それは・・孤高のマツダ・ロータリーエンジン

基本構造がレシプロエンジンのピストン往復運動と違って
おむすび(ローター)がコロリンと転がる構造なので
振動が少なくモーターのように回る

ウィキのgif画像ファイルの動作が分かりやすいね↓

個人的にはバイクの2ストロークエンジンのような異端児的存在が好き
小排気量で大パワーを出せる点が似てるし
13Bサイドや13Bペリといった
他では聞き慣れないチューニング用語が出てくるのもそそる

・・このロータリーを軽自動車用に心機一転採用するのはどうか
マツダさん

最新のマツダとっておきのSKYACTIV内燃機関技術を使って磨き上げ
名付けてSKYACTIV-R(Rotary)もしくはSKYACTIV-K(軽)として

このSKYACTIV-なんとかシリーズって
もしかしてカシオのG-SHOCKのように
そうでもなさそう
SKY-Gとかもう他の会社に取られてるし
SKYACTIVEも他の会社に取られてるから、苦肉の策で
SKYACTIVにしたのかも

商標のことはさておき
月並みのレシプロ2気筒エンジンとかだったら
もう至るところのメーカが手を付けてて
競争が激しいレッド・オーシャンになること間違いなし

仮にマツダが少ない人数ながら大変努力して
トヨタ日産ホンダと同等レベルの2気筒エンジンを開発したとしてもだ
ブランド力や販売力で結局負けてしまい、努力が水の泡に

だったら世界のどこを見渡しても作ることのできない
唯一無二のロータリーエンジンで勝負をかけるべきかも

ブルー・オーシャン戦略軽自動車の代表格としては
そのあとに続くように・・

もともとロータリーエンジンは
カムやバルブが入った大きなシリンダーヘッドが不要で
エンジンを小型化できる

過去にも軽自動車とロータリーの関わりは深い

半ば幻と終わったマツダ純正の360ccロータリー↓

今なら排気量換算で660cc÷1.5=440ccの
ロータリーターボでいけるのではないか

どうせならスポーツバージョンでビンビンに1万回転回る
440ccロータリーターボで小型スポーツカーを狙う

大して台数の出ないスポーツカーの車体を一から興すのは
非現実的かもしれない
ましてやマツダは軽自動車自社開発から撤退した身だ

でもそこは焼き直しでも構わないと思う
そう・・過去にスポーツカーとして素晴らしいプラットフォームがあったはずだ
その名を「AZ-1」と言う・・

当時の寸法、構造計算のまま出せば開発費用は浮くし
商標なんかも新たにコストかけて取る必要もない
一応存続期間:平成28年2月3日までマツダAZ-1の商標生きてるみたいだし

こういうリバイバル生産は賛否両論ありますが
ひとまずはそれを是として・・

過去にAZ-1にワンオフでロータリーを積んだ事例としては

マツダ純正として出したあかつきには
馬力規制のない輸出仕様は
120PS位狙えるんじゃないかと思う
(だんだんバイクの逆輸入車っぽくなってきたな..)
そうすれば、かなり官能的な逸品が・・
世界的に見て、ランボルギーニにも負けない位
個性的なマイクロジェットロータリーとして

そんな2シーターミッドで尖がった車
台数が出ず商業的には成立しないかもしれないが
もし許されるならば、ビジネスや損得勘定抜きで
記憶、歴史に残る自動車を久しぶりに世に出してほしい
こういう時代だからこそ・・

また4千台しか出なくてもいいよ笑

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