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2010/08/21

標準化の功罪

携帯電話のSIMロック解除は進むでしょうか
追い上げ途中の新人ソフトバンクにとっては酷だったね
せっかくオンリーワンのiPhone戦略で
追い上げてたのに

言うなれば
F1でトップに追い付け追い越せと
オリジナルの強力なエンジン見つけて
踊り出てきた新進気鋭チームが
レギュレーションで
「やっぱりエンジン全チーム同じにするから」と
はしご外されちゃったようなもの?

標準化も大事だけど
個人的には差別化も
重要なビジネスの競争力の1つだと思う

そこに政府は安易に介入すべきでないと思う

昔からそういう産業構造で成り立ってた
古くはビデオデッキのVHSとβ規格戦争
最近のBDとHD-DVD規格戦争
メモリカードの規格もそうだし
ゲームソフトやゲームハードもそう

一番顕著なのは
一眼レフカメラのレンズかも
一眼レフの交換レンズはメーカによって
ニコンマウント、キヤノンマウント等とあって
互換性がない(付かない)

こんなのやろうと思えばいつでも
マウントなんて共通化できると思う
でもやらない
一度ニコンのカメラやレンズを買い出したら
その資産から他のメーカのカメラに行きにくい
メーカの囲い込み戦略ってわけだ

まあそのメーカのカメラ専用に作ったレンズだから
他のカメラに転用しても能力発揮しないというのは
あるかもしれないけど
3rd-Partyのシグマやタムロンのレンズだったら
別に1つのレンズをマウントだけ変えて
様々なカメラメーカ用出して使えてるからな
大きな問題じゃないだろう

オリンパスやパナソニックなどの
小規模一眼レフメーカは逆に
フォーサーズ規格というレンズの共通化で
小さな市場を大きくしようという戦略だけどね

自動車の世界では
左ハンドルと右ハンドル
(右側走行と左側走行)
それぞれ既成事実だからそう簡単に統一できない
走行車線が変わったという事例は皆無に等しい

唯一といっていい変わった事例がある
それは日本の沖縄だ
若い子は知らないかもしれないけど
沖縄は終戦後(敗戦後)
米進駐軍の影響で
日本の中にあって走行車線は長らく右側だったのだ
それが本土と同じ左側に変わったのは
1978年(昭和53年)のこと
今でも当時のニュースのことを覚えてる

尺度単位も統一されてないよね
メートルやセンチメートル、ミリメートルの国に対し
アメリカはマイルやフィートやインチ
アメリカの逆輸入車のV-MAX等を買うと
スピードメーターはマイル表示となる
1マイル=1.6m
最高速の世界の一つの指標:200マイル達成は
×1.6で320km/h達成のこと

日本はもっと昔、単位は
「里」とか「尺」とか「寸」だったのだろう
昔うちのおばあちゃんに
「隣町まで何里くらいかね?」と聞かれて
し、知らないよ(^ ^;)

これも欧米の影響か
日本での単位が変わったのだろう

よく敗戦後マイルやフィートにならなかったね

面白いのがタイヤのサイズ
205/50-16インチとか
幅はmm単位なのに直径はインチで表示します
何で?

TVの画面サイズもそうだよな
対角線上の直線の長さで32インチテレビとか使ってる
なんでそこだけ日本でインチ使うの?(^ ^;)

ちょっと時間があったら由来を調べてみますか

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