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2010/01/15

へんてこ その17 ~フロンテ・クーペ~

一時期RZ350を3台
(RZ250改350、RZ350部品取り実動、RZ350R)
所有してたこともある無類の2ストローク好きだった

2ストの魅力はなんといっても
その圧倒的なトルク力(=加速力)
まあ毎回転爆発してるから当たり前なんだけど
RZ250で4スト400ccと同等、RZ350で4スト750ccと
同等の加速を演じた

ということもあって
車も2ストの車が気になる
残念ながら自分が車を運転する頃はもう
2ストの車の時代は終わっていたので
自分で所有することはなかったが

一番気になるのが下記
スズキ・フロンテ・クーペ
私が5~10歳の頃の車だね

ジウジアーロ氏がデザインに絡んでるらしい
そんな世界的大物デザイナーが関わった
日本の軽自動車なんて他にあるだろうか?

エンジンは2スト
たかが360ccで37PSだけど
よく考えたらリッター100馬力出してんだよな
そう考えるといっぱしのスポーツカー

まあバイクのRZ350のエンジンを
積んでるようなものか
(ちなみにRZ350は45PS)

その強力ユニットをリヤに搭載する
RRレイアウトを踏襲
(Rear engine - Rear drive)
名車ポルシェ911と同じレイアウト

まあ軽自動車のそれは
スポーツ性能を追求したというよりは
リヤを駆動するなら
リヤにエンジンあった方がいいんじゃないの
位の理由だったと思うが
(まだステアが切れるフロントを駆動する時代でなかった)

まあいいや結果的に鼻先は軽く
駆動輪にはトラクションかかり
スポーツ走行に持ってこいとなった

全高は1,200mm
低く見えないが実は低いのだ
(車幅も狭いため対比で高く見える)
NSXの1,160mmに肉薄してる
(ちなみにAZ-1は1,150mm)

気になる車重はわずか480kg
今となっては軽~~い車
衝突安全性はさておき(^ ^;)

これは今より小さな軽自動車規格だったため
その分軽くできたことと

2ストエンジンはシンプルで軽いので
(頭でっかちなシリンダーヘッドやカム・バルブユニットがない)
そういった部分が軽量化に貢献したものと思われる

そうやって
軽自動車によるスポーツ走行を実現した
2ストは軽自動車独特の文化だった
(ちなみに今の時代は2ストより4ストターボの時代)

独特のエキゾーストノートを発して
走り回るんだろうな
機会があったら運転してみたいものです

ジムニーでも結構2ストジムニーって
あるんだよね
SJ30って型かな
それも機会があったら乗ってみたい

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