ページ

2009/12/17

へんてこ その15 ~HFR~

かくいうAZ-1も
実はフォードRS200にウーンやっぱり似てるよな..
そんな部分もあって、文化的にはあまり偉そうなことは言えません

まあRS200に追い付くつもりは毛頭ありませんので
パロディで済んじゃう部分はありますが

へんてこ その15
アタカエンジニアリングの
ランチア・ストラトス・リプロダクトカー「HFR Type2」

以前CARトップに記事が載ってたので知ったのだけど
かなり精巧にできてます

一昔前によくあった
ポンティアック・フィエロベースの架装F40とか
MR-2、ロードスターベースのフェイクカーとは違い
一からシャシーフレーム興してます

それで形式認可(ナンバー)取っちゃうんだから
大したもの

日本で一からシャーシ興して認可取れた車って
数える位しかないと思う
(大手自動車メーカ以外でね)

えーとミツオカのゼロワンと、オロチと
あとトミーカイラであったな
とこのHFR位しかないんじゃないかな

(追記:あと鈴商のスパッセがありましたね
 おおっSupasse-Vとかいうすごいの出る!?

もしかするとゼロワンとHFRは
ようは海外の本物やレプリカの先輩が存在していて
それは輸入車として認可が取れナンバーが出ている
(ここを厳しくしてしまうと政治的な貿易摩擦に発展するので注意)
それと全く同じなのに形式認可取れないのは
おかしいんじゃないの?という論理で
比較的通りやすいのかもしれない

その点では全くオリジナルのオロチは
もしかするととても貴重な存在なのかもしれない
欲言うとRVのヴァンガードベースのATエンジンじゃなく
スポーツカーのZ33用位のエンジン積んでほしかったところだが
少し国土交通省に気遣ったのかもしれない
速くて危ないエンジンじゃ認可くれた相手にも
迷惑いくかと思って
いずれ熟成されて強力版出たりして

HFRのモデルとなったランチア・ストラトスは
極端にタマ数が少なくて
中古でプレミアがついてるというよりは
中古で1台も存在しない、といった方が正確かも

なので乗ろうと思ったら
精巧に再現したHFRに乗るしかありません
このレベルになると上っ面だけ変えたようなチープさはないので
ありだと思う
決して本物に迷惑をかけてないんじゃないかと思う
むしろ崇めているような

その名車ランチア・ブランドもいま消え去ろうと
しているようですね..
フィアットにブランドも吸収されて

HFRもスポーツカー冬の時代の今
振り向いてくれる人は少ないかもしれないけど
しぼんで衰退してしまうよりは
こういう頑張ってる人達に拍手を送りたいです

0 件のコメント:

コメントを投稿