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2024/09/27

レッドバロンは、なぜベインキャピタルに買収されるに至ったか?

 金曜朝は22.4度!


ちょい雨

そんなに降ってない
カメラ出せる位笑

無事着いた

フロント問題なし

レギュレータ―もまあまあ熱いけど平気

雨の日はリヤホイールぬるくなる

今日は久々歯医者寄ったぞ
この歯が何歳まで持つか!?^^;)

歯とか弱い歳になった^^;)

182kmで給油

16万1527km

ちょっと燃料計の減りは早いが、エンジンは調子いい

5.64リッター
燃費リッター32.3km!最近あまり伸びない^^;)


さて二輪販売大手のレッドバロンをベインキャピタルが買収は激震が走った

中古バイク販売レッドバロン、米ベインによる買収を発表 - 日本経済新聞 (nikkei.com)


ついに二輪業界も黒船来襲!
(横須賀のペリー公園笑)

なぜ二輪業界を買収するに至ったか?
ファンド的にはそれ程成長産業じゃないので、謎です

四輪に比べて日本の二輪産業ははわずか5%の市場規模
(まだ須賀フォルニアのヤシの木が少ない笑、2000年10月の写真)
しかも日本市場は世界に比べて小さいのに
なぜに来襲?笑

まあ日本のバイク屋さんは根っからのバイク好きが興した店が多く
バイクのことはよく知ってるが
お金のことは不得手、ってことがよくある

そこでお金のことはファンドに任せて
自分はバイクの対応に専念する、ってのもいいね
今回レッドバロンの経営陣は残るようだし

・・これが理想論

現実はね、日本のプレミアムバイクの販売権は
皆メーカー直系に取られてしまい
(カワサキプラザ)

独立系の販社であるレッドバロンは大変厳しくなった

いまレッドバロンで取り扱える新車は
外車のモトグッチ、ベスパ、アプリリアのみ
日本ではマニアックなブランドなので巻き返しは厳しいだろう

なおかつ為替はいま超円安で
得意の並行輸入という手も殆ど使えないし
(へたすると国内正規より高くなる^^;)
モトグッチを売っても仕入が高く商売にならないだろう

中古もバイク王とか大手も増えている

ここも安泰な市場ではないだろう
(レッドオーシャン)

とそれほど成長産業でもないのに
どういう目論見があって買収にいたったか?
これはね、野暮な詮索をすると(出た^^;)

レッドバロンは結構自社不動産を所有していると思われる
まずフランチャイズ店舗は顧客対応の品質が落ちるので
やめて直営店のみにしたそうだし

結構カイザーベルクシリーズのホテルとか
レストランを次々とオープンさせている
(裏を返すと借入金や負債も結構持ってるかもしれない)

そこに資産価値があると見たんじゃないか
ベインキャピタルは
二輪のちまちました1台何十万円というビジネスではなくてね笑

不動産投資と来たらベインの本領発揮ですよ笑
その不動産価値を高めて
他者に高く売却することもできる

具体的には
レッドバロンの商号を外して
メーカー系のディーラー店舗に移行していくんじゃないか

ヤマハとかも今YSP店舗が少なくて嘆いてるからね
ニーズがあるところに食い込む

価値が高まれば、転売することだってできる

あとは「人材リソース」ですね
レッドバロンは従業員数2400名という
圧倒的な数のプロ要員を確保している

ベインキャピタルのウィキを見ると
人材会社にも大規模投資を続けている
ワークスヒューマンインテリジェンス、株式会社アウトソーシング・・

例えば昨今整備士(メカニック)の人材減少が激しく
四輪も二輪も車検作業の対応すら厳しくなってる
そこにレッドバロンから整備士の派遣を行ったり
整備作業そのものを二次請けするニーズはかなりありそうだ

そういったレッドバロンの不動産、マンパワーに価値を見出し
ベインは買収実行するに至ったんじゃないか
(ほんとに野暮な詮索だったね^^;)

那須モータースポーツランドもレッドバロンの所有かな?
買収は時間が命、タイムイズマネー、他社に先に買われたら終わり

レッドバロンの買収は
ヤナセの伊藤忠による買収の時に似てるんだよね
日本でベンツと言ったらヤナセ
それは超大手のインポータ―、リセーラーだった
それでも販売権を取られては単独で生き残れなかった

前向きに、財務体質を健全にするのも、企業の使命ですね
2024年、日本の二輪業界の節目でした!


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