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2020/11/06

二輪各社オートシフトダウンのセッティング、味付け、まとめ

 木曜朝は8.9度!

ついに10度下回ったか

もう冬だ
シグナスX 8回目の冬

帰りは14度

ちなみに乗る前毎回30秒位はエンジンかけて暖機するかな

それが10万km持つ秘けつ笑

今日は(も)すごくマニアックなネタいくよ!笑


各社オートシフター(シフトダウン)の味付けとセッティング

いまオートシフトダウン(クイックシフター)は黎明期だけあって

ほんっとに各社(各車)セッティングと味付けが違うんだよ

それでBMWは
S1000Rも

F900Rもそうだったんだけど

明らかにオートシフトダウンの瞬間ブレーキペダルが戻されるんだよ

F900Rも(おんなじ映像みたい笑)
でね、これはだいたい理由が分かった

BMWは二輪で初めてABSを装着しただけあって

ABS PROとか
https://www.bmw-motorrad.jp/ja/engineering/detail/safety/abs-pro.html
単にロックしてからリリースするだけじゃなくて

 Race ABSとか
複雑なセンサーで統合制御したり

パーシャリー・インテグラルABSなど(3プロセッサによる完全制御)
とにかく他社とは違ってABSの制御がすごいんだ

BMWはオートシフトダウン時のオートブリッピングが最小のため、瞬間タイヤロックしやすく
その瞬間はあえてリヤブレーキペダルを戻してるんだ、たぶん

これをグラフにすると、BMWのオートシフトダウンの特性はこうだ!
(分かるかな?あくまでイメージグラフ^^;)
茶色の線がギヤの回転数、青色の線が電子制御スロットルの回転数ね笑

オートブリッピングの回転上昇は最低限に抑え(ギヤがダウンできる最小限)、
シフトダウン後は即直結してエンジンブレーキを早々に開始する
空走時間は短く、ブリッピングが少ないためタイヤロックしやすく、
その瞬間はリヤブレーキペダルの踏力を抜く(ABS連動)

これがカワサキ車のオートシフトダウンだと
どの車種もブリッピングはBMWより大きめ(しっかり当てる)、
しっかり当てた分、ギヤは軽くシフトダウンできるが、
しっかり当てた分、スロットルの戻りは遅くエンブレ開始が遅れる、
しっかり当てた分、エンブレの効きは弱くなる、
という感じだ

これがドカティのV4Sエンジンだと
ドカティのバラバラしたエンジンはレスポンスがちょっと悪く笑、
オートブリッピングも長い時間必要になる
ブリッピング自体は割と大きく当てる傾向
(人間が当てたブリッピングに近い)
ブリッピング後のエンブレ開始時期は遅れるが、
エンブレは比較的しっかり効く、
これは圧縮比14:1という超ハイコンプエンジンの特性

こんな感じだ!笑

KTMのオートシフトダウンは、790DUKE、790Adventureとも
オートブリッピングは最小傾向(BMWに近い)

今にして思えば790Adventureのオートシフトダウン時は確かにリヤブレーキ瞬間ロックしてABS効いてた
だからBMWのABS統合制御は正解なんだね

ホンダのオートシフトダウンはブリッピング少なく、シフトも固く、BMW傾向

一番激しいオートシフトダウンはカワサキのZX-10Rで
サーキットで当てるようなものすごいブリッピングで笑、
へたに街中で使うとかえって走ってっちゃいます^^;)

一番適切な回転で優れているオートシフトダウンは
最後発のカワサキZX-25Rかな^^)
高回転型エンジンをきれいにシフトダウン制御してますね


以上、実際乗って確かめた笑、各社オートシフターのセッティング味付けでした!


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