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2019/02/26

ハイコンプマシンや過給機車に、ブリーザーホースが重要なワケ

今朝は10.0度
暖かい

普通にエンジンかかる季節になりました笑

そろそろ8万km秒読みになってきた

見てこのグリップ、すげー擦り減ってるの分かる?笑

こっちはもう親指のところ穴開いてるんだよ笑

外装はまだ割と元気です 

エンジンも元気

今日もぷらっとパーク東名港北PA上り寄っていきますよ

従業員口から潜入します笑

もう手慣れたもの

週一でアジフライ食うと風邪ひかないよ!(ほんとか^^;)
揚げたてサクサク 

目指すは原付10万km!
高速走れないからなかなか伸びないです^^;)

今日はちょっとマニアックなネタいくよ
バイクの「ブリーザーホース」について笑

H2OCのグループLINEでT-REVがネタになったので、ね
http://www.teramoto.biz/asystem.html

自身が圧縮漏れガスに関わったのは30年前、大学生の頃
自分でメッキゴリラの88ccフルチューンエンジンを組んだ時

この月刊オートバイの(30年前の!)

早矢仕の

一番すごいやつだよ
ハイカム、ハイコンプ、強化バルブ、吸排気ポート拡大研磨ペーパー仕上げの
その時最初ブリーザーパイプは無しで組んだんですね
後で付けりゃいいだろうと(よく分かってません^^;)

そしたらどうなったかというと
大排気量のハイコンプ(高圧縮)で漏れガスがすごくて
クランクケースの内圧が高まり、ガスケットの隙間やキックペダルの根元から
エンジンオイルが吹き出してきたんですね^^;) 

こ、こ、こりゃいかんと思いあわてて当時キジマのブリーザーホースキット付けたとさ
http://www.tk-kijima.co.jp/prokiji106_l.htm
クランクケースと、ヘッドの漏れガスも抜いてますね 

エンジンオイルがホース内に吹き出てくるので
オイルキャッチタンクは必須です(ステッカーは30年前自分で貼りました笑)
ということで事なきを得たんだけど 

私の場合漏れガスを抜いてパワーアップうんぬんの前に
バイクが壊れるのを防いだ感じですね^^;)

よくブリーザーホースは必要ないって言う方がいるんだけど
少なくとも私のバイクでは前述の通り必要でしたね 

そもそもたぶんゴリラやモンキーって
ノーマルだと全然ガス抜いてないと思うよ笑

クランクケースやヘッドにパイプが付いてるのを見たことがないと思うけどな

付いてるのかなあ

こっちは自分で付けたけど笑

そうだメッキモンキーは今家の中にあるんだから見りゃいいのか笑

それバイクの上に乗ってるの1m定規? そう
バイクの全長1m位しかないの? そう笑 

うんやっぱりクランクケース見てもガス抜いてるところ無いと思うけどな

50ccのノーマル程度だったら大したことないから平気なんだろうね笑

ヘッドも抜いてる形跡ないもん

たぶんね

だからこのマシンだとブリーザーホースいらないけどね

次にブリーザーホースに関係したのが
2006年に台湾山葉のGTR125を買った時
このバイク、日本のシグナスXの姉妹車ですが 

台湾本国仕様のフルパワーで、ハイコンプピストンで圧縮比とか高く
 ノーマルでヘッドからブリーザーホースが付いてたんですが
(ノーマルなのでエアクリーナーに戻します)

1万km位走ったら調子悪くなってきたのよ
http://www.blueskyfuji.jp/0-old/gtr125-down/gtr125-down.html
で、なんで調子悪くなったかと思ったら

ようはヘッドからの漏れガスをエアクリーナーに戻した時に
漏れオイルもすごくて、エアクリエレメントがオイルまみれになったんですね
それで空気吸えずパワーダウン 

そこはもう自分でエアクリに戻るホースを外して
後付けブリーザーホースによる大気開放化を行いました

ヘッドから大気開放のキャッチタンクにつながってるのが分かりますでしょうか

これで調子悪くなるのは解決しました
漏れオイルもエンジンオイルが無くなるほどではなかったからまあ平気だった 

ということでブリーザーホースの重要性は分かっていたので
GTR125はクランクケースからもガスを抜いてましたね

これで8万km走りました笑

その後2013年頭に台湾山葉のシグナスXに乗り換えたあとは
自分でブリーザーホースは付けてませんが

まあシグナスXもヘッドから抜くホースが付いてて

エアクリボックスにはちゃんとオイルキャッチタンク風のオイル逃がしができました

そもそもシグナスXはエンジンも品質が高くなって
漏れオイル自体がすごく少なくなりましたね
けっこうスクーターも日々進化してるんですよね~

あとはブリーザー関連で身近に関わったのは
このNinja H2ですね

このバイクもご存じの通り、過給機付きで(スーパーチャージャー)

圧縮圧力はかなり高くなり
排気ガスの圧力もものすごいですが
(H2OCメンバーはサイレンサーやエキパイが破壊してます^^;) 

それはつまりクランクケースやヘッドへの漏れガスもすごいってことです

一度、H2OCメンバーでサーキット常に全開の猛者の方がいるんですが
(ECUフルパワーです)

サーキット走行会で

突然多量のオイルを吹き出し、終わりました

後日原因を探っていくと
なんとノーマルのヘッドブリーザーが破壊してました

ここのホースジョイントが圧入してあるだけなので
全開の走りの漏れガスに耐えられず、抜けちゃったんですね
それで大量のオイルを吹き出してしまったということがありました

ということで、ハイコンプマシンや過給機車の漏れガス対策、強化、ブリーザーホースは重要ですね!
(写真は私のNinja H2)
私はサーキット行っても猫をなでるようにアクセル開けてるから大丈夫だよ笑

6 件のコメント:

  1. ブリーザーの意味も分からず見た目だけで付けていた時期がありましたが、常にオイルが大気に触れている状態になるから劣化が早まるとも聞いたのですがどうなんでしょう…?
    話を聞いて納得したのでそれ以降付けていませんが、今回の記事でまた興味が湧いてきましたw

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    1. 劣化・・そうかもしれません笑。
      まあケース内でも空気に触れてるので同じかもしれませんが、個人的見解では別の問題で、密閉してると空気の結露で溜まった水分がクランクケースから抜けず、エンジンオイルが白濁化するグロムの方とかを知ってますので、その意味では常に外気にさらして水分を蒸発させた方がいいのかもしれませんね。水分混入は潤滑に影響ありますし、水蒸気の圧力はものすごいのでそれこそケース内がパンパンになったり^^;)もう一度この辺をブログで書きますね笑

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  2. ブローバイガスはいま少し気になっている項目です。
    ゴリラは圧縮比はどの位なんですか?
    高圧縮の基準が知りたいのだけど、よく分かりません。
    11.6:1という圧縮比はどうなのでしょう?排気量はボアアップして89ccです。
    ノーマルの50ccが確か10.0:1なので高圧縮にはなっているとは思うのですが…

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    1. すみません実際圧縮比を測ったことはないですし^^;)、どこから高圧縮かという定義もありませんが、そうですね相対的にノーマルから圧縮が上がっていればある意味高圧縮でいいと思います。個人的にはモンキー系で88cc等を組んだら、ブリーザーホースは付けた方が無難かなと思います。それでマメにオイル交換すれば^^)

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  3. 有難うございます。
    僕のはドリーム50なんですけど、腰下とシリンダーの間からオイルが滲んでくるんです。
    で、一度ガスケットを交換してもらってはいるんですけど、そんなに乗っているわけでもないのにいつの間にか再発しているんですね。
    ガスケット交換が一番の対策なんだろうけど、もっと根本がおかしいのではと思ってたところ、こちらでゴリラの話を読んでブローバイガスが気になりだしたんです。
    他のオーナーはやってないので考えたことなかったんですが、高圧縮はあるんじゃないかと思うんです。
    一応ドリーム50のクランクケースにはブリーザーホースが出ているんですが、それだけじゃ足りないのかなと思って追加でオイルキャップの部分とヘッドからブローバイガスを抜いてみようと思ってます。
    もう漏れているから手遅れかもしれないけど、上手くいけば良いんだけど。
    上手く行ったらヒントをくれたこちらのブログに感謝です!^_^

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    1. おお、ドリーム50のボアアップは貴重でかっこいいですね!。そうですね、オイル漏れの原因は色々あるかもしれませんが、一つずつ対策して様子を見ていくといいですね。頑張って下さい!^^)

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