モンキーはホンダ・スピリッツの跡取り息子でした

オーセンティック・ヘリテイジ・カラーです笑

特色シグナスX 

月刊オートバイ買った

珍しいバイクを求めて30年笑 

栃木のtac1211jpさんは昔KV75というバイクに乗ってたそうです

な、なにこのバイク！

知りませんでした、カワサキにこんな粋なバイクがあるなんて！

今週のnekochi5さんの出品もこのバイクは珍しい

CBX125F！

1980年代の、ホンダが4ストで頑張ってた時代のスポーツバイク

このCBX125Fはね

30年前の売ってた当時でさえも、ほとんど見ませんでしたよ 

時代は2ストでしたからね

そんな中孤軍奮闘してたこのホンダの4ストに、一目置いてました

さて今まで色々なアジア製のレンタル819に乗りましたが

その中で最もハンドリングが素直で良かったバイクはこれかな
（あくまで個人評です^^;）

BMW310R

さすが最新型、時間をかけて出てきただけのことはある

ほんとに自然にスッと回る

コーナリングに無理がない

優秀なハンドリング

立派な足回り

えてしてアジアのバイクは高速道路のハンドリングに弱い時があり

高速道路でテストしてないんじゃないか？と思う時があります^^;）
（まともな高速道路が無いんだきっと^^;）

そこはG310Rはちゃんと全方位で合わせてきました

ヤングマシンではちょっと違う評が出てたのであくまで個人評だけどね^^;）

最近ホンダは実用車の1BOX、ミニバン中心で
スポーツカーのホンダスピリットが薄まったなんて記事があった

まあこれも時代の流れでしょうか

私はちょっとマニアックな解釈で^^;）
ホンダのモンキーがホンダスピリットを貫き通したと思いました

この小さいナリは、多摩テックの子供のためのバイクが発祥です 

ホンダの理念である、感動を皆で共有するために生まれたんですね

子供にバイクの良さを覚えるためのバイク、ホンダ、日本、いいですね

もしアジアでも、自国の子供にバイクを教える文化があれば
現行モンキーはアジアで生きながらえたかもしれない

残念ながらアジアでそういうのりもの遊園地、子供向けバイクといった文化は
希薄なようです

まあ日本がすごかったと言う方が正確でしょうか？

そしてモンキーはホンダのスピリットである「4スト」で50年頑張った

前述のように日本の小型～ミドルバイクは
2ストが大半を占めてた時代があった

それに脇目も振らず、コストのかかる4ストで頑張った

ホンダの4ストローク・スピリッツです

精密機械のようなエンジンで2ストに果敢に挑んだ時代がありました

その精神をモンキーは50年間守りました
2スト派だった私から見ても、その精神はあっぱれです

そしてモンキーは「空冷」を貫き通した

ホンダの50ccは一時期排ガス対策のため
スクーターなどはほとんど水冷となりました

しかしモンキーはカブとともに空冷を守った

古い話ですけど、ホンダは空冷至上主義の時代がありました

詳しくは以前ここに書きましたね↓^^;）
http://blueskyfuji.blogspot.jp/2017/03/blog-post_11.html

結果は時代の波に飲まれホンダの車も水冷化していきます

モンキーはその本田宗一郎氏の忘れ形見のように
その後も現在に至るまでずーっと空冷で頑張りました

そしてモンキーは最後まで国内生産で頑張った

日本の原付はほとんど全て、生産は海外になりました

カブでさえも中国です

そんな中たしかモンキーはずっと国内生産

その分ナリは小さいのに割高ですが

その頑固な姿勢が、ホンダの理念である「自立」に重なります

最後、排ガス対策で水冷になるくらいなら・・
コスト対策で海外生産になるくらいなら・・

モンキーはそうなる前に自らに幕を下ろしました

50年間という時代の変化は様々なものがありましたね

ホンダ直系の秘蔵っ子、永遠のタラちゃん、モンキーでした笑
（写真はゴリラですね^^;）