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2015/06/25

Ninja H2が1000ccとなった理由

梅雨が明けたら、暑い夏ですね
この季節をもうバイクに乗って
三十余年繰り返してきました

さて納車されたNinja H2(1000cc)ですが

前車ZX-12R(1200cc)と比べると

Ninja H2は「小排気量車」という感が否めません
(高速道路で回転が上がりがち)

なぜカワサキはNinja H2を1000ccで出したのでしょう?
(なぜフラッグシップのZX-14R+SCで出さなかったか?)

250ccのように
車検が無いとか制約があるわけでも無い
250ccを超えたら自動車税も
一律年4,000円だ

こんな6,200ccもあるすごいBOSSHOSSトライクでも
年4,000円だ(ええっ)

Ninja H2が1000ccで出した理由
それは「車格」にあると思う
(あくまで推測です笑)

12R以上になると、でかいんだ
シートも高く、乗る人が限られる

欧米人の方は平気かもしれないけど
ちなみに私(身長178cm)が欧米向けのシャツを買ったら
なんとサイズがSかMです
(モトクロス用シャツ)
私の体格だと普通はLかLLです

12Rクラス以上は平均的な東洋人の方にはちと厳しいかな

欧米人向けのKTMは
日本では踏み台付きです笑

ドカティのアドベンチャークラスもこの通り
ちょっとでも道路斜めになってる所だと
やばいです

Ninja H2はエンジンをまろやかにして
初心者でも乗りやすくした、と雑誌でカワサキが語ってたし
例えば「女性も乗る」ということを考えたら
1000ccクラスの大きさがマックスかな

ましてやNinja H2は欧米はもとより
アジアでも大々的に販売展開するバイクです
そこで「東洋人には、乗る人が限られる」じゃ
今の時代、話にならない

試しにNinja H2が各国のカワサキのページで紹介されてるか?
見てみた

アメリカ
載ってるね

ヨーロッパ
売ってます

フランス
フランスは日本と同じようにNinja H2は載ってない
公道を走れないNinja H2Rしか載ってない

カナダ
ちゃんとH2を売ってます

オーストラリア
オーストラリアも有り

タイ
載ってる
アジアでももう大型バイクを売る時代です

インド
インドでも有ります

フィリピン
フィリピンは大型バイクは載ってない
まだ原付天国の国だね

台湾
台湾は大型バイクを売り始めたけど
まだNinja H2の掲載は無い

マレーシア
マレーシアはバイク天国なので、H2もあります

このように原付大国だったアジアでも
最近は大型バイクの紹介が始まってます
Ninja H2も対象者を無視するわけにはいきません

しかしおひざ元の日本のカワサキのページ
公道版のNinja H2を載せられないのは皮肉だけどね
(サーキット版のNinja H2Rしか無い)

これからの時代は、万人に合わせ
1000ccクラスが主流になるのかもしれません

乗りやすさと、パフォーマンスの両立
なんかマン島の公道みたいなところを
Ninja H2が攻める映像が出てきましたが
https://www.youtube.com/watch?v=omsh8_AxIig
直線は過給かかって速いね笑

一応パワーは200PSに抑えられてるけど
メーター読み189mph(302km/h)は出るようです

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