blueskyfuji: 台湾シグナスX 2012(SE465) 2万kmで、う、ウエイトローラーが！！

三連休の最終日は
シグナスXのウエイトローラーを交換しよう

今付けてるKN企画製の11.0gのウエイトローラーを
約2万km使ったからね
最近妙～にギヤ比が高回転型なので
ちょっと早めに交換しよう

主に使う工具はこちら
プーリーホルダ、10mmソケット、大きなプラスドライバー、
17mmのロングレンチ

ミッションケースを開けていきます
やり方は前に書いたかな↓
http://blueskyfuji.blogspot.jp/2013/02/x-2012se465.html

強制空冷ファンの空気が入る所は
プーリーがギリギリに入ってるね

久しぶりに開けます

くそ、張り付いてなかなか取れない・・やっと取れました

ここのロックピンが固着してた
付ける時グリス塗っておこう

この簡易なプーリーとベルト、遠心クラッチで
全ての変速、動力伝達を行ないます

スクーターってほんとは元値安いんちゃうか？笑

あとでプーリー取り付ける時に
こっちのベルトを押し込まないとならないのだけど
か、固い・・ドリブン側のプーリーが引っ込まない
まあいいや、あとで

いつものやり方で外していきます

プーリー表面は段減りなし、良好

ベルトがこの状態だとあとでプーリー付けられないので

こっちのプーリーを握力で引っ込ませたいのだが
・・なんでこんなに固いの！？
私の握力が落ちたのかな（きっとそう）

ちょっと保留

プーリー本体を外して

ランププレートを外すと、ん？なにこれ

うわっ　ウエイトローラーが大変なことに！

ウエイトローラーの鉄がむき出し！

ええっランププレートの方傷付いてないの？

あ～幸いにも大丈夫そうだね

すげえこんなの初めて見た

他のウエイトローラーも風前の灯火です

こっちのローラーガイドも・・大丈夫そうだね

新しいウエイトローラーはこちら
今度はキタコ製の11.0gです

新品のウエイトローラーの直径：20.10mm

ヤマハのシグナスXのサービスマニュアル値が
・新品：19.9～20.1mm
・使用限度：19.5mm
ですが

このウエイトローラーは16.56mmです！（論外）

他のウエイトローラーも18.60mmとかなっちゃってるので
もうだめです

しかしすごいねこれ

これで昨日甲府に行ってたよ笑
帰り家着く頃、変速がゴリゴリしてたから
嫌な気がしたんだ

鉄の最薄部は0.46mmしかありません！
潰れる寸前だった・・

新品のウエイトローラーを入れて
今度のは向きがあるな

やっぱりベルトを送り込まないとだめなので
こん身の力を込めてプーリー上側を両手でおりゃっ
あ、やっと縮まった、ベルトが奥入った

プーリーを締め付けることができました
付けたあとはプーリーをぐるぐる回して
（なぜか手でクランクが回ります）
ベルトが張るようにします

注意）ベルトに指が挟まれないように！

後ろのプーリーも戻って、ベルトが張りました

テスト動作、ちゃんと動きました
【エンジンをかけた映像はこちら↓】
http://www.blueskyfuji.jp/_userdata/20140915syg-roller.wmv

無事作業が終わりました

しかし2万kmでなんでこんなに減ったんだろう？

今まで4万km位使っても平気だったのに↓
（前車GTR125の例）
http://www.blueskyfuji.jp/cn19/GTR125-04.html

もしかしたら
KN企画の一番安いウエイトローラー使ったからかもしれないし
（セッティング用？）

そうではないとしたら
新型シグナスXは旧型より
センタースプリングの自由長が19mm長いそうで
旧型より強化されてるフシがあり
その分ポポロンのようなウエイトローラー側に
負荷がかかってる可能性がある

これは昔GTR125（旧型シグナスXの姉妹車）の時は
純正の9.0gのウエイトローラーでちょうどいい変速回転だったのに
今乗ってるシグナスX（台湾仕様）は
純正の10.0gのウエイトローラーでもセンタースプリングに負けて
えらい高回転変速で
11.0gまで重くしてやっとGTR125と同じ位の変速回転になってる
ことからも、センタースプリング強化説の可能性が高い

だから後ろのプーリーをなかなか手で縮められないのか
（いや君の握力のせい笑）

ウエイトローラーの慣らしがてら
近くの江の島に行きましたが