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2014/01/30

一千万台をピンと来させる

トヨタの世界生産台数が1千万台の大台

あまりにも数が多くてピンときませんが、これは
神奈川県の人全員に1人1台トヨタの新車を毎年与えるような数

または日本の高速道路総延長が9千kmだから
トヨタの新車1台の長さ5mとして、一千万台縦に並べると
5千万m、千で割って単位を合わせると5万km
9千kmの道路総延長が上下4~6車線あるとすると、だいたい5万km
すなわち日本の高速道路全てをトヨタの新車でビッチリ埋める
位の数に相当する

そう考えるとすごいね
それで1台平均150万円とかだもの
大変大きな産業だ

もちろん一千万台作るには手作業じゃもう無理だ
自動車の製造ラインは完全自動化されてます
この動画が分かりやすいね↓
http://www.youtube.com/watch?v=30S-Hmsr08U

出てくる出てくる産業ロボット
人間なんて出てきやしない
最後の部品組み付けの工程になってやっと出てくる位

これで次から次と、1日あたり3万台!作ったり
昔のような当たり外れのない、均質な自動車生産を行う

製造ラインは大事で
先日読んだこの本にはこんなことが書いてあった

ホンダの社長と役員は2010年
ダイハツの軽専門の最新製造ラインを見学させてもらった
そのラインの凄さに、完全にノックアウトされた
「正直、衝撃を受けましたよ。とにかく、コンパクトなんですね。
 あんな工場は世界にない。今でもないでしょうな。
 覚えているうちに記録に残しておこうと思って、
 すぐにレポートを書いたほどです。
 あの衝撃はいまだに続いていますね。」
と、あの負けず嫌いのホンダが、あくまで謙虚にこう称えた

その後ホンダは軽自動車に対する見方を変え
真剣に考えた結果、あの大ヒット車N-BOXを創出する
へぇぇ

くしくも軽自動車の3社のホットな新型は
分野をそれぞれ別なものとして登場しました

ホンダは一般大衆分野のNシリーズ

スズキはSUV分野のハスラー

ダイハツはスポーツカー分野のコペン

この3車とジムニーでどのような顧客層のニーズを埋めるでしょう?
だいたい広範囲に埋まりましたが
あと残ってるとすれば、右上の点線部分
「女性のマニアック分野」笑

ここを何で埋めましょうか
いや、そんなニーズあるのか?
確かに今はないかもしれない
でも全包囲網をとるには無視はできないし
ここの市場は周りに波及する

どういうことかというと
女性がマニアックなすげえ車に乗ってると
男性は負けてしまい、看過できないのだ笑

すると男性も負けじと、付加価値の高いマニアックな車に乗る
もしくはお友達になりたくて同じ車に乗る
そうやって市場全体が伸びる
という法則が成り立つかな?

確かに女性にこうも決められると↓
ちょっとシグナスXじゃたちうちできないもんな・・
ハーレー試乗会の先導車です

ここは是非ひとつ女性に頑張ってもらいたい笑

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