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2013/04/10

高度な車ほど、持続力は短い?

最近は時代の進歩で
シンプルな原付ですらECU(デジタルのコンピュータ)積んで
FI制御(フューエル・インジェクション:電制制御燃料噴射)
になりました↓
台湾並行シグナスX-2012
これは「排ガス対策」によるものが大きいんだけど
勝手な制御で若干面白くなくなったのも確かです
(出力より公害対策とか)

そう考えると前車GTR125(2007)が
電子制御ではない、アナログのキャブレター車の最終時代になります↓
この時代既にマジェスティ125のFI車とか出始めてたんだけど
まだFI車は高価だった
FI車はキャブレターのアイシング弊害がないので
ほしかったんだけどね

やっぱりFI車が優秀だなと思ったのは
たぶんマフラーの出口が排ガスであまり黒くならない
GTR125は結構真っ黒にこびり付いたからね↓
あ、一番下の大きいのがマフラーです笑
上の小さいのはクランクケースからのブローバイホース
右の中位のはシリンダーヘッドからのブローバイホースです
(詳細説明省略笑)

デジタルの話をすると
Windows Xp がEOS(End of Support:サポート終了)
になるようだ
2001年からだから、12年間、長く持った方だよね
安定していて人気のOSだった

ほんとはサポートを続ければこのまま使えると思うんだけど
大人の話をするとそれじゃMicrosoftは商売にならないんだ

車や電化製品などのハードウェアと違って、OSやソフトウェアは
物質的に風化して壊れたり劣化したり消耗したりしないので
それで買い換えるということが起きなくなる
それじゃ売上の持続にならないんだ(会社が持たん)

企業向けのソフトのように保守料を毎年もらってるならまだしも
コンシューマ向けが多いWindows OSは実質タダで
エンハンス(更新)サポートしてるようなものなので
厳しいと思うよ
企業の収益源、安定した収入は
最近書いた自動車メーカの金融ビジネスとか
あとは年間保守料ビジネス、などだからね

ちょっと話変えて(よく飛ぶな笑)
車の種類をビデオレコーダーの種類に例えると、こんな気がする↓

電気自動車は時代の先端で登場したけど
やっぱり使用勝手が制限されて
ちょっと過渡期っぽく持続性に不安があって
勇気のある人じゃないと買わないよね

容量に不安のないHDDと、DVDの両方積んだ
ハイブリッドのプリウスみたいな車が
やっぱり普通の人には売れる

でもなんだかんだ言って
シンプルなガソリン車の人気も強い
最近レコーダーの世界も、シンプルなHDDだけの運用増えたよね
私が新しく買ったスカパーの受信チューナーも
その辺で売ってるパソコン用の安い外付HDDを買ってきて
USBでつなげれば、すぐ映像レコーダーとして使えてしまう
それで十分と言えば十分、かな

おまけで電制制御を使わない昔のアナログ・キャブ車は
アナログのVHSビデオデッキとか笑

最近車とかに組み込まれている高度なデジタル回路だと
もしかするとその電子回路素子や1チップCPUは時間が経つと
EOL(End of Life:販売終了)となって
古い車のECUを修復しようにも、供給しようとしても
無理になる可能性がある

むかーしの古い車だったらそんなことは関係ないので
キャブを何度でもレストアして使えたりする
また部品がシンプルなので
物理的に第三者が復刻品を再現することも可能だったりする

このことから
もしかするとビンテージカーの世界というのは
最近の電子制御カーというのは時間が経つと
すっぽりエアポケットのように抜け落ちて
(走行不能、使用不能になる)
ものすごく古い車だけが生き残る
そんな構図になるのかもしれない

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